水泳帽
2013-09-10 | 日記
娘が水泳を嫌がっている。
そろそろ
今週あたりで
学校の水泳の授業が終わる。
このまま
水に顔をつけるのがやっとのまま
3年生になることを懸念しているわたしは
今週こそは水泳をしてほしかった。
先週は鼻水が出ていたのでお休みをしたのだ。
だから
昨夜のうちに水着の用意をさせ
持物を再チェックさせた。
今朝、熱を測って
平熱であったことに
娘は落胆していた。
そのとき、なにかを感じた。と今なら思える。
夕方、娘を迎えに行った車のなかで
「帽子を忘れたので、プールができなかった」
と言われたときは
心底ガッカリした。
なぜ昨日チェックしたのに
忘れたのか
と厳しく言った。
さらに
今日がプール最終日であることを知り
大きくガッカリした。
このままでは
プール教室に行かなくてはならない
と笑顔なく、ビッシと言った。
娘は
嫌だ
と言って声をあげて泣き出した。
家に戻り、
帽子をなくしてしまったことは一大事なので
すぐに探し始めた。
また帽子を買い直すということは
収入がない我が家にとって痛手だからだ。
すると
帽子はすぐにあった。
不自然なくらいポンと
勉強机の前の椅子に置いてあった。
昨夜は
この場所に帽子などなかったし
わたしが到底置かない場所だ。
そこで娘が私に駆け寄り
抱きついた。
娘はプールに行きたくないあまり、
帽子をプールバックから抜き、
手っ取り早い場所に置いたのだった。
わたしは
この自体をどう処理していいか分からず
ひとまず娘を座らせた。
たぶんわたしの目も座っていたのだろう。
娘は泣きじゃくって
許しを乞うた。
わたしは許すには許すが
自分の行動に責任をとるべく
このことは
知り合い全員に公表する
と言った。
嘘をつき
ひとを騙した人間は
バレルとこんなにも信用を失うのだ
と冷静に静かに話した。
知っている人間が
このことをそれぞれどう思うかを
話して聞かせた。
娘は理解したのかどうか
分からないが
「皆に言うのだけはやめて」
と泣き叫んだ。
途中で
ふと冷静になり
「あれ?これずっと泣けるかも」
とつぶやいて
またエンエン泣いた。
みんなに言うかどうかは
保留をするが
ママはこのことは許す。
二度としないことと
必ずスイミングスクールに通うこと
を約束させた。
ずさん
であるにしても
この行動は頭で考えて
ズルをすることを娘が覚えた
ということになる。
朝からずっと親や先生を騙していたのだ。
追及する私に返答するのもドキドキだっただろう。
次は
たぶんもっと巧くやるはずだ。
二度とやらない
と娘は言ったけど、
人間はズルしてでも楽なほうに逃げる。
それに誠実さが勝つのは
勇気と活力が必要だからだ。
信用してないことに罪悪感を感じるには感じるけど
信頼を取り戻すのも
ものすごく難しいのだ。
わたしなら、学校で帽子を隠す。
そのときだけ見つけられないフリをして
後ででてきた
ってことにする。
と、心のなかで思ったけど言わなかった。
そろそろ
今週あたりで
学校の水泳の授業が終わる。
このまま
水に顔をつけるのがやっとのまま
3年生になることを懸念しているわたしは
今週こそは水泳をしてほしかった。
先週は鼻水が出ていたのでお休みをしたのだ。
だから
昨夜のうちに水着の用意をさせ
持物を再チェックさせた。
今朝、熱を測って
平熱であったことに
娘は落胆していた。
そのとき、なにかを感じた。と今なら思える。
夕方、娘を迎えに行った車のなかで
「帽子を忘れたので、プールができなかった」
と言われたときは
心底ガッカリした。
なぜ昨日チェックしたのに
忘れたのか
と厳しく言った。
さらに
今日がプール最終日であることを知り
大きくガッカリした。
このままでは
プール教室に行かなくてはならない
と笑顔なく、ビッシと言った。
娘は
嫌だ
と言って声をあげて泣き出した。
家に戻り、
帽子をなくしてしまったことは一大事なので
すぐに探し始めた。
また帽子を買い直すということは
収入がない我が家にとって痛手だからだ。
すると
帽子はすぐにあった。
不自然なくらいポンと
勉強机の前の椅子に置いてあった。
昨夜は
この場所に帽子などなかったし
わたしが到底置かない場所だ。
そこで娘が私に駆け寄り
抱きついた。
娘はプールに行きたくないあまり、
帽子をプールバックから抜き、
手っ取り早い場所に置いたのだった。
わたしは
この自体をどう処理していいか分からず
ひとまず娘を座らせた。
たぶんわたしの目も座っていたのだろう。
娘は泣きじゃくって
許しを乞うた。
わたしは許すには許すが
自分の行動に責任をとるべく
このことは
知り合い全員に公表する
と言った。
嘘をつき
ひとを騙した人間は
バレルとこんなにも信用を失うのだ
と冷静に静かに話した。
知っている人間が
このことをそれぞれどう思うかを
話して聞かせた。
娘は理解したのかどうか
分からないが
「皆に言うのだけはやめて」
と泣き叫んだ。
途中で
ふと冷静になり
「あれ?これずっと泣けるかも」
とつぶやいて
またエンエン泣いた。
みんなに言うかどうかは
保留をするが
ママはこのことは許す。
二度としないことと
必ずスイミングスクールに通うこと
を約束させた。
ずさん
であるにしても
この行動は頭で考えて
ズルをすることを娘が覚えた
ということになる。
朝からずっと親や先生を騙していたのだ。
追及する私に返答するのもドキドキだっただろう。
次は
たぶんもっと巧くやるはずだ。
二度とやらない
と娘は言ったけど、
人間はズルしてでも楽なほうに逃げる。
それに誠実さが勝つのは
勇気と活力が必要だからだ。
信用してないことに罪悪感を感じるには感じるけど
信頼を取り戻すのも
ものすごく難しいのだ。
わたしなら、学校で帽子を隠す。
そのときだけ見つけられないフリをして
後ででてきた
ってことにする。
と、心のなかで思ったけど言わなかった。