半夏生
2016年07月06日 | 暦
このところ、梅雨末期で不順な天気が続いていますが、この時期に葉の一部が白くなって
あたかも化粧しているかのよう見える 半夏生(はんげしょう)の花が咲くころです。
先日テレビで その半夏生が群生している鎌倉中央公園の紹介があっていましたので、
初めて出かけてみましたが、たくさんの半夏生が一面咲いており、大勢の人が訪れていました。
半夏生 ??
暦の上では、一年を24等分してその分割点に季節をあらわす名称がつけられた二十四節気、
その節気をさらに五日ずつの3つに分けた期間が七十二候と呼ばれていますが、
その名称は気象、動植物の変化を知らせる短文になっています。
この時期 夏至(二十四節気)から11日目からの末候が半夏生(七十二候)と呼ばれますが、
この時期は梅雨の末期で、半夏(はんげ)という薬草が生える頃なので、
季節としての半夏生という命名があります。
また一説ではハンゲショウという草の葉が半分白くなって化粧しているようになる頃なので、
これを半化粧と名付け、これが半夏生ともいわれるようになったとも言われています。
半夏生という言葉には、季節としての呼び名と植物としての呼び名があり、
それぞれ半夏、ハンゲショウという別の植物が関連しているので、分かり難いですね。
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