この付近で、毎年白鳥が飛来・越冬する千葉・本埜、茨城・古徳沼には行ったことがありましたが、
埼玉・川島町には行ったことがなかったので、今回初めて行ってみました。
本埜は田んぼの中に水が張ってあるところ、古徳沼 は山沿いの溜池に飛来していましたが、
ここ川島町は越辺川の川岸に飛来しており、川に沿って200mくらいの間を行き来していました。
以前は、餌付けが行われていましたが、鳥インフルエンザが騒がれた時に中止されて、
現在は何も与えられず、見物に来る人にも、餌はやらないように注意書きがありました。
このためか、午前中には餌を求めて、どこかに飛び立って行くようです。
本埜や古徳沼は午前、午後に餌付けが行われるので、
大体その頃になると どこからともなく帰って来ていましたが、
ここは餌付けがないためか、規則的に飛び立ったり、帰って来たりはしないようです。
白鳥はグループで行動しており、飛び立つ時も一緒に飛び立って行くようです。
そして、飛び立つ前には、それぞれの意志を確認し合うかのように、
首を曲げて頭を上下させ、あるタイミングで一斉に風上に向かって飛び立って行きます。
そして、白鳥は水掻きがついた足を目いっぱい使って、水面を掻きながら飛び立って行きます。
飛び立った白鳥たち。
一斉に飛び立つ白鳥たち。
白鳥は水掻きがついた足を目いっぱい使って、全力で力強く飛び立ちます。
(左)舞い降りて着水する白鳥たち。 (右)舞い降りた後の穏やかな白鳥たち。
写真をクリックすると大きな画像になります。
飛び立つ前はとても躍動的なのですね
水掻きの足で水面を掻いた水しぶきが残っていて
飛び立つ音まで聞こえてきそうな素晴らしい写真ですね
餌付けをしていない分、野性的な白鳥が他の場所より
見られるのではないでしょうか
白鳥も普段は静かにしていますが、時折たくさんの白鳥が、
みんなでけたたましい鳴き声をあげたり、
仲間同士でつつき合いの争そいをしたりします
飛び立つ前の白鳥のグループも、何となく素振りで分かりますが、
飛び立つ時は一瞬ですから、なかなか的確に捉え切れません。
餌付けがないので、餌を求めてどこかに飛んで行きますが、
どんなところに行って、どんな餌を食べてるのかな~と気になりますね