3月20日 日本大正村クロスカントリーで、神様仏様を見た
7kmあたりの小集落を過ぎると、ここから2キロ以上の坂道なのだ。もうちょっとで入るかなと思ってたら、オレンジ色のTシャツを着たイケメンお兄さんに抜かれた。
そのお兄さんの様子がどうもおかしい。しきりに立ち止まって何やら作業をしてる。
何とそのお兄さん、道端のゴミを拾ってるのだ!
右手にゴミ袋、左手にゴミばさみ。空き缶やらビニールを拾ってます。
くっ!神だ!神様だー!
跪いて拝むのが当然なのですが、走ってる最中なのでそれは出来ん。仕方が無いので心の中で柏手を打ってアーメンと唱えた(←お前は何教だあ)。
素晴らしい!こういう事をしかも大会で出来る人は凄いと思います。
昔々大昔なんですが、某ブログにて、「ゴミ拾いランは、偽善的でやだ」という意見を読んだ事があります。確かにパフォーマンスといえばそうなんですが、それでもこのパフォーマンスを実際に出来る事が凄いです。
普通は出来ませんもん。
杉良太郎さんという俳優さんを御存知だと思いますが、あの方はあちこちに莫大な寄付をしまくってまして、50人以上のベトナムの孤児の里親になっております。この人とは政治的な意見が全く違うので、以前は毛嫌いしておったのですが、ある芸能リポーターの、
「偽善・売名ではないか?」
という質問に対し、
「ええ偽善で売名ですよ。あなたも何億というお金を使えば、売名できますよ」
と返答したのを知りまして、ああこの杉というおっさんは凄いなあ、と感嘆した事がありました。
偽善・売名でもこういう行為を出来る事自体が凄い。もちろんこのゴミ拾いランナーさんは、偽善・売名ではありません。純粋に心の底から実行してる、とても控えめな人です。
話は脱線しますが、偽善・売名でとんでもない金額を寄付しまくった以下の人物を、私は尊敬しております。
戦後の混乱期に日本船舶振興会という団体をでっち上げ、ボートレースという公営ギャンブルを作り上げ、〇十兆円というテラ銭を稼いで、生涯にわたって数千億円を全世界に寄付しまくったあの人物。そう、利権右翼の巨魁・笹川良一(笑)。この人こそノーベル平和賞ものでしょう。
寄付やボランティアをしてる人は、もっと自慢しても良いと思う。
逆に何もしていないのに、「偽善だ売名だ」と批判してる人が一番最低(笑)。ネットでもそういう輩が多いですね。
話を元に戻しますと(笑)、ゴミ拾い神様は当然私なんかより速いので、すぐに見えなくなった。
ゴミ拾いの神様の後には、毎度の事ながら写真のようなとんでもない坂道が・・・ああああ、これを登るのかよー!
この辺りからちらほら歩くランナーが出てきております。私も歩きたいが・・・歩いたら負けだあ!走れ!
と自分のほっぺたを拳骨で殴りつけて気合を入れる。
自分に負けたら終わり。さっきの神様に申し訳ないのだ。負けてたまるかあ!
と走り続け、歩いてるランナーさん達を抜かしていきます。
坂の途中の農家での応援です。
「男前と美女さん達!写真撮らせて!」
と叫ぶと、ここでも大爆笑されてしまいました。いやあホントイケメンおじさんばかりだ(笑)。
坂の途中で消防団の人の、
「もう間もなく最高地点です!」
という声に励まされて、歩いてるランナーをガンガン抜かして登った先に、この看板がありました。約9キロちょっとの最高地点です。
ここからは当分の間は下りなんですが、実は私は下りが大の苦手でして(笑)、先ほど抜かした歩きランナーさん達に、下りでどんどん抜かされてしまいました。俺ってアホ。
11キロ地点で早咲きを発見しました。春ですねえ。
残り4キロだと思いますが、最後のエイドです。ここで初めて足を止めて休憩しました。
この後1キロのゆるい登りを我慢して走り、残り3キロはひたすらゆっくりした坂道を下ります。毎年この下りで距離を稼ぐのですが、今日は咽喉が痛くて気管がヒューヒューと鳴り、ちょっと大きく息を吸い込むと、咳が止まらなくなってしまいます。仕方が無いのでスピードを殺し、咳き込まないようにして走りました。
アレルギーは辛い(泣)。
会場の学校の周りを走ってゴール!
ゴールして咳が止まらん!ゴホゴホ!
タイムは予想より良かったです。1時間45分でした。体調不良にしては良かったか。
車に帰ると子供がいたので、着替えて会場に戻って簡単なものを食べる。先に協議を終えた岐阜なっしーさんに挨拶。岐阜なっしーさんは4月の恵那峡ハーフに出場されるそうである。あの大会も坂道が凄い。ああ俺も出たかったー!
帰りは豊田へ帰る途中の「ささはらの湯」という温泉に浸かって、そこでお昼ご飯を食べて帰りました。
その晩は親戚一同が集まって、うちのバカ息子の中学卒業・進学祝いでした。やはり咽喉が痛くてお酒が全然飲めませんでした(泣)。しくしく。
大会が終わったってのに、ビールが飲めん。
今調整中なんですが、スケジュールが合えば、6月後半の「乗鞍天空マラソン」を狙っております。標高1,500メートルの乗鞍高原から、標高2,700メートルの折り返しまで一気に17キロを駆け上がり、その後は13キロを転がり落ちるという、あの究極の登りを体験したいです。
出たい出たい。ああ出たい(笑)。
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7kmあたりの小集落を過ぎると、ここから2キロ以上の坂道なのだ。もうちょっとで入るかなと思ってたら、オレンジ色のTシャツを着たイケメンお兄さんに抜かれた。
そのお兄さんの様子がどうもおかしい。しきりに立ち止まって何やら作業をしてる。
何とそのお兄さん、道端のゴミを拾ってるのだ!
右手にゴミ袋、左手にゴミばさみ。空き缶やらビニールを拾ってます。
くっ!神だ!神様だー!
跪いて拝むのが当然なのですが、走ってる最中なのでそれは出来ん。仕方が無いので心の中で柏手を打ってアーメンと唱えた(←お前は何教だあ)。
素晴らしい!こういう事をしかも大会で出来る人は凄いと思います。
昔々大昔なんですが、某ブログにて、「ゴミ拾いランは、偽善的でやだ」という意見を読んだ事があります。確かにパフォーマンスといえばそうなんですが、それでもこのパフォーマンスを実際に出来る事が凄いです。
普通は出来ませんもん。
杉良太郎さんという俳優さんを御存知だと思いますが、あの方はあちこちに莫大な寄付をしまくってまして、50人以上のベトナムの孤児の里親になっております。この人とは政治的な意見が全く違うので、以前は毛嫌いしておったのですが、ある芸能リポーターの、
「偽善・売名ではないか?」
という質問に対し、
「ええ偽善で売名ですよ。あなたも何億というお金を使えば、売名できますよ」
と返答したのを知りまして、ああこの杉というおっさんは凄いなあ、と感嘆した事がありました。
偽善・売名でもこういう行為を出来る事自体が凄い。もちろんこのゴミ拾いランナーさんは、偽善・売名ではありません。純粋に心の底から実行してる、とても控えめな人です。
話は脱線しますが、偽善・売名でとんでもない金額を寄付しまくった以下の人物を、私は尊敬しております。
戦後の混乱期に日本船舶振興会という団体をでっち上げ、ボートレースという公営ギャンブルを作り上げ、〇十兆円というテラ銭を稼いで、生涯にわたって数千億円を全世界に寄付しまくったあの人物。そう、利権右翼の巨魁・笹川良一(笑)。この人こそノーベル平和賞ものでしょう。
寄付やボランティアをしてる人は、もっと自慢しても良いと思う。
逆に何もしていないのに、「偽善だ売名だ」と批判してる人が一番最低(笑)。ネットでもそういう輩が多いですね。
話を元に戻しますと(笑)、ゴミ拾い神様は当然私なんかより速いので、すぐに見えなくなった。
ゴミ拾いの神様の後には、毎度の事ながら写真のようなとんでもない坂道が・・・ああああ、これを登るのかよー!
この辺りからちらほら歩くランナーが出てきております。私も歩きたいが・・・歩いたら負けだあ!走れ!
と自分のほっぺたを拳骨で殴りつけて気合を入れる。
自分に負けたら終わり。さっきの神様に申し訳ないのだ。負けてたまるかあ!
と走り続け、歩いてるランナーさん達を抜かしていきます。
坂の途中の農家での応援です。
「男前と美女さん達!写真撮らせて!」
と叫ぶと、ここでも大爆笑されてしまいました。いやあホントイケメンおじさんばかりだ(笑)。
坂の途中で消防団の人の、
「もう間もなく最高地点です!」
という声に励まされて、歩いてるランナーをガンガン抜かして登った先に、この看板がありました。約9キロちょっとの最高地点です。
ここからは当分の間は下りなんですが、実は私は下りが大の苦手でして(笑)、先ほど抜かした歩きランナーさん達に、下りでどんどん抜かされてしまいました。俺ってアホ。
11キロ地点で早咲きを発見しました。春ですねえ。
残り4キロだと思いますが、最後のエイドです。ここで初めて足を止めて休憩しました。
この後1キロのゆるい登りを我慢して走り、残り3キロはひたすらゆっくりした坂道を下ります。毎年この下りで距離を稼ぐのですが、今日は咽喉が痛くて気管がヒューヒューと鳴り、ちょっと大きく息を吸い込むと、咳が止まらなくなってしまいます。仕方が無いのでスピードを殺し、咳き込まないようにして走りました。
アレルギーは辛い(泣)。
会場の学校の周りを走ってゴール!
ゴールして咳が止まらん!ゴホゴホ!
タイムは予想より良かったです。1時間45分でした。体調不良にしては良かったか。
車に帰ると子供がいたので、着替えて会場に戻って簡単なものを食べる。先に協議を終えた岐阜なっしーさんに挨拶。岐阜なっしーさんは4月の恵那峡ハーフに出場されるそうである。あの大会も坂道が凄い。ああ俺も出たかったー!
帰りは豊田へ帰る途中の「ささはらの湯」という温泉に浸かって、そこでお昼ご飯を食べて帰りました。
その晩は親戚一同が集まって、うちのバカ息子の中学卒業・進学祝いでした。やはり咽喉が痛くてお酒が全然飲めませんでした(泣)。しくしく。
大会が終わったってのに、ビールが飲めん。
今調整中なんですが、スケジュールが合えば、6月後半の「乗鞍天空マラソン」を狙っております。標高1,500メートルの乗鞍高原から、標高2,700メートルの折り返しまで一気に17キロを駆け上がり、その後は13キロを転がり落ちるという、あの究極の登りを体験したいです。
出たい出たい。ああ出たい(笑)。
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