先日、河合塾の研修に出向いたときに、教材・自己研鑽用に数冊の本を買い込んだ。その中で特に「これは」と思ったのがベレ出版のスーパーレベルライティングとスーパーボキャブラリー。共に植田一三先生の著作で上級者向き。
前者では上級ライティングに必要ないくつかのポイントが、それにふさわしい情報量で示されている。例えば、「類語の使い分け」では「言う・話す」に相当する語彙として約70の語が提示され、その中の約30の語について、どのような場面で使うのが適切かの情報が加えられている。
allege・・・証拠や根拠を示さずに悪事や犯罪を伝える場合
relate・・・自分や人に起こった出来事について語る場合
といった具合だ。
その他にも、上級者のための語彙、文法、スタイル、日・英語間の差への意識など有益な(他ではなかなか手に入らない)情報が満載である。
後者は、語彙に特化したバージョンとでも言うべきもので、10000語レベルの語について、その守備範囲が3つのコロケーション例と共に示されている。
例えば、
divestであれば、「地位や権利」を剥奪、
divest 人 of 人's right , position , property といった情報が加えられている。
もちろん、専門用語や日本語の文化を説明する表現なども満載である。その内容とレベルの高さから何年か前に悉皆研修で受けた田邉祐司先生の講座を思い出してしまった。
(そういえば、田邉先生の研修の時に「夏」の形容詞は何かという質問がありました。春、夏、冬は知っているのですが、「秋」の形容詞は知りません。どなたかご存じありませんか? もちろん、autumnal 以外です)
福岡からの帰りは例によってポッドキャスト三昧。最近のお気に入りはJustvocabulary。この番組もGRE-SATレベルの語が例文と適切な文脈の説明付きで紹介されるので有り難い。
前者では上級ライティングに必要ないくつかのポイントが、それにふさわしい情報量で示されている。例えば、「類語の使い分け」では「言う・話す」に相当する語彙として約70の語が提示され、その中の約30の語について、どのような場面で使うのが適切かの情報が加えられている。
allege・・・証拠や根拠を示さずに悪事や犯罪を伝える場合
relate・・・自分や人に起こった出来事について語る場合
といった具合だ。
その他にも、上級者のための語彙、文法、スタイル、日・英語間の差への意識など有益な(他ではなかなか手に入らない)情報が満載である。
後者は、語彙に特化したバージョンとでも言うべきもので、10000語レベルの語について、その守備範囲が3つのコロケーション例と共に示されている。
例えば、
divestであれば、「地位や権利」を剥奪、
divest 人 of 人's right , position , property といった情報が加えられている。
もちろん、専門用語や日本語の文化を説明する表現なども満載である。その内容とレベルの高さから何年か前に悉皆研修で受けた田邉祐司先生の講座を思い出してしまった。
(そういえば、田邉先生の研修の時に「夏」の形容詞は何かという質問がありました。春、夏、冬は知っているのですが、「秋」の形容詞は知りません。どなたかご存じありませんか? もちろん、autumnal 以外です)
福岡からの帰りは例によってポッドキャスト三昧。最近のお気に入りはJustvocabulary。この番組もGRE-SATレベルの語が例文と適切な文脈の説明付きで紹介されるので有り難い。