前回の続き。
当然のことだが、クラス全体の成績変動を掲示しただけで、人間的なアプローチがなければ、信頼関係は崩れクラス経営は破綻へとむかう。要はいかにして生徒と担任がクラスの成績浮上という共通の目標にむかって気持ちを合わせるかにある。
そのために不可欠なのが個人面談。しかも重要なのはそのやり方。面談はやればいいというものではない。
まず最初のポイントは全員を対象にしないということ。私は個人面談は全員一律にやる必要はないと思っている。もちろん、最初の顔合わせや文理選択など全員やるべきタイミングでは全員やるべきだが。
テスト後の面談はなるべくさらっと軽く、成績変動が大きかった子をターゲットに行う。成績が下がったから呼ばれたのだという感覚をストレートに与えないようにするのが大事。「今回どうだった?」から始めて、生徒本人が自分でどのように評価しているかを語らせたらそれでおしまい。
要は担任が気にかけているということが伝わり、生徒が自らの意志で次回の試験に対する前向きな気持ちを作り出せればOKだ。成績の下降を咎めるとか、気合いを入れてやるといった雰囲気は好ましくない。
もちろん中には、前向きな気持ちになれない生徒もいる。それはそれで大丈夫。その場では深追いをしないほうがよい。何か別の問題を抱えているケースもあるだろうし、気分を切り替えるのに時間が必要な生徒もいる。
もちろん、成績が上がった生徒にも声をかける。この場合も「今回どうだった?」から始め、自己評価を引き出すところから始める。成績は上がったが十分に納得していない生徒やたまたま良かっただけだと評価する生徒もいるからだ。
成績が向上したことを生徒が喜んでいるということが確認できたら、その喜びを共有した上で、そこで満足したらもったいないよと声をかけて面談終了。
個人面談では個人を気にかけているのだというメッセージを伝えることが肝要。クラス全体の成績について言及するのはホームルームという場だけに限定するのだ。
当然のことだが、クラス全体の成績変動を掲示しただけで、人間的なアプローチがなければ、信頼関係は崩れクラス経営は破綻へとむかう。要はいかにして生徒と担任がクラスの成績浮上という共通の目標にむかって気持ちを合わせるかにある。
そのために不可欠なのが個人面談。しかも重要なのはそのやり方。面談はやればいいというものではない。
まず最初のポイントは全員を対象にしないということ。私は個人面談は全員一律にやる必要はないと思っている。もちろん、最初の顔合わせや文理選択など全員やるべきタイミングでは全員やるべきだが。
テスト後の面談はなるべくさらっと軽く、成績変動が大きかった子をターゲットに行う。成績が下がったから呼ばれたのだという感覚をストレートに与えないようにするのが大事。「今回どうだった?」から始めて、生徒本人が自分でどのように評価しているかを語らせたらそれでおしまい。
要は担任が気にかけているということが伝わり、生徒が自らの意志で次回の試験に対する前向きな気持ちを作り出せればOKだ。成績の下降を咎めるとか、気合いを入れてやるといった雰囲気は好ましくない。
もちろん中には、前向きな気持ちになれない生徒もいる。それはそれで大丈夫。その場では深追いをしないほうがよい。何か別の問題を抱えているケースもあるだろうし、気分を切り替えるのに時間が必要な生徒もいる。
もちろん、成績が上がった生徒にも声をかける。この場合も「今回どうだった?」から始め、自己評価を引き出すところから始める。成績は上がったが十分に納得していない生徒やたまたま良かっただけだと評価する生徒もいるからだ。
成績が向上したことを生徒が喜んでいるということが確認できたら、その喜びを共有した上で、そこで満足したらもったいないよと声をかけて面談終了。
個人面談では個人を気にかけているのだというメッセージを伝えることが肝要。クラス全体の成績について言及するのはホームルームという場だけに限定するのだ。