今回の手法はオリジナルではなく、優秀な同僚に教えてもらった方法を基にしたものです。
ベネッセ社のスタディーサポートを活用している学校は多いと思う。このテストの良いところは学力と学習習慣のクロス分析をもとに生徒の学習状況評価ができること。さすがに最大手だけあってきめ細やかな配慮がしてある。
しかしながら、業者のテストなので費用がかかる。また、時間も1日分をわざわざ設定しなくてはならない。自分1人で動けるものではないので学校全体としてのコンセンサスも必要である。そこで、このテストのエッセンスだけを利用するのが今回紹介する手法である。
4月の最初に個々の生徒の平日と休日の家庭学習時間を調査する。それを出発点として、定期考査終了のたびに学習時間調査を行う。考査の感想も書かせ、それまでの学習を振り返らせる。感想は面談の時に活用するなどしてフィードバックを必ず行う。
次に、学習成績の変化と学習時間の関係から生徒を以下の4タイプに分ける。
A) 成績が上昇し、学習時間も平均よりも多い。
B) 成績は上昇したが、学習時間は平均よりも少ない。
C) 成績は下降したが、学習時間は平均よりも多い。
D) 成績が下降し、学習時間も平均より少ない。
スタディーサポートでは成績の変化ではなく、その時点での成績と学習時間をクロス分析して4タイプに分けるが、私の手法は成績(順位)の変化と学習時間をクロスさせているところがミソである。
今どのような状態なのかではなく、どのように変化しているかが重要であると考えるからである。
ベネッセ社のスタディーサポートを活用している学校は多いと思う。このテストの良いところは学力と学習習慣のクロス分析をもとに生徒の学習状況評価ができること。さすがに最大手だけあってきめ細やかな配慮がしてある。
しかしながら、業者のテストなので費用がかかる。また、時間も1日分をわざわざ設定しなくてはならない。自分1人で動けるものではないので学校全体としてのコンセンサスも必要である。そこで、このテストのエッセンスだけを利用するのが今回紹介する手法である。
4月の最初に個々の生徒の平日と休日の家庭学習時間を調査する。それを出発点として、定期考査終了のたびに学習時間調査を行う。考査の感想も書かせ、それまでの学習を振り返らせる。感想は面談の時に活用するなどしてフィードバックを必ず行う。
次に、学習成績の変化と学習時間の関係から生徒を以下の4タイプに分ける。
A) 成績が上昇し、学習時間も平均よりも多い。
B) 成績は上昇したが、学習時間は平均よりも少ない。
C) 成績は下降したが、学習時間は平均よりも多い。
D) 成績が下降し、学習時間も平均より少ない。
スタディーサポートでは成績の変化ではなく、その時点での成績と学習時間をクロス分析して4タイプに分けるが、私の手法は成績(順位)の変化と学習時間をクロスさせているところがミソである。
今どのような状態なのかではなく、どのように変化しているかが重要であると考えるからである。