桜(普通に)


(1週間前)

この時期は,庭に桜が欲しいと思う
が,
桜を自宅の庭に植える人は,あまりいない。

ちょっと調べてみると,昔から,『庭に桜を植えちゃあイカン』という教えは,日本中続々浦々,根強くあるようだ。
で,理由も理にかなっているようだ。

  • 「桜切る馬鹿,梅切らぬ馬鹿」と言われるように,桜は選定に弱く,切った所から害虫や雑菌が侵入し,樹勢があっという間に衰えてしまう。

  • つまり,庭にあわせた樹形を作りづらい。樹勢を保つためには,伸ばし放題にする必要がある。

  • 順調に成長すると,縦横とも10m程度にはなる。根は更に張る。よって,それなりの大きさの庭が必要。

  • 花の時期が終わり,葉の時期になると,害虫が繁殖する。それも葉の裏にビッシリ,と言う位大量に付く

  • これでは,木の下には行けたものではない

  • 消毒するにしても,人家に近いと,消毒液の影響が心配


  • 人の住んでいる場所からは,離れて植えるのが基本の樹だ。


    個人的には,毎度の『桜は根に骸を必ず抱えている』方を推したい。
    桜に囲まれて暮らすとしたら,花が咲いている間,1週間で生体エネルギーを吸い尽くされるだろう。
    「花を眺めに行く」のが丁度良いのだろう・・・ 
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