旅立つとき

昨日記した電話の話だが,あの様に思ってしまうには訳がある。

しばらく前になるが,奥さんの母親の母親,母方の祖母が無くなったときの事だ。

私はほとんど面識がなかった。
当時,長女は2歳位,当然,あまり会った事はない。

長女はこの方からすると曾孫になる。
長女が生まれるまで,曾孫は男の子しかおらず,たいそう喜んでくれたとのことだった。

亡くなった日の夜,私,奥さん,長女でお邪魔した。

祭壇の前には,白い布を被ったおばあさん。
焼香し,居間でご家族や親戚の方々と話をしていた時,ふと気づくと長女がいない。

何処に行ったんだ?? と,見ると,おばあさんの前にいる


手を振っている


祭壇の更に上の,何も無い天井に向かって


やはり見えていて,サヨナラしたのだろう。
長女はこの後,今に至るまで,同じような事をしたことはないのだが。

魂は存在する,そして旅立つときはメッセージを送る,と信じるようになった。
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