カメラテスト

満月期に入った月が雲間からいい感じに輝いていたので,303SHのカメラで撮ってみた。



うむー さすがに手ぶれしている。写真データは
・オリジナルサイズ 2048×1536 24bit
・絞り f/1.9
・シャッタースピード 1/20
・ISO 5000
・測光モード 中央重点測光
・ホワイトバランス オート

月は明るいが周りが暗いので,シャッタースピードは遅めの設定になるようだ。
ISOはかなり高め,というか,5000で撮れるとは。「暗いところでもキレイ」がウリだけはある。
ザラつき感は止むなしだが,画質が荒い感じはない。
しかし,立体感に乏しい映像となっている。まあ,レンズがショボい携帯カメラの限界か。




リサイズなしで月周辺をトリミングしてみた。
手ぶれがよく分かる。発色もイマイチ。今回のシーンは,そもそもがカメラにかなり厳しい条件ではあるが。




X50でも撮ってみた。当たり前だが,違いは歴然。
写真データは
・オリジナルサイズ 2597×1728 24bit
・絞り f/5.6
・シャッタースピード 1/50
・ISO 6400
・測光モード パターン
・ホワイトバランス オート

ISOはこちらの方が高いが,ザラつき感は少ない。何より発色が全く違う。
プログラムオートで撮ったが,シャッタースピードをもう1,2段あげれば,更にイメージどおりに撮れたろう。
手ぶれ補正もキチンと効いている。




同じく月周辺をトリミング。さすがにザラつき感が出てしまうが,発色はより鮮明。
安いレンズとはいえ,これくらいは色が出せる。

画素数はたいして違わないが,画質が決定的に違うのは,レンズと画像処理エンジンの差だ。

結論 : 携帯カメラはデジタル一眼にかなわない
・・・まあ,当たり前ではある。負けたら写真専用機の存在価値がなくなる。

次回はもう少し携帯カメラに優しい条件で比較してみるか。
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