削られる


優しい(漆烏さん)

朝からガリガリと気力,体力,そして心を削られる。
仕事に就いてから早ン十年,苦情や理不尽な要求などは何本受けたか分からないくらいだが,やはり慣れるものではない。
若い頃ほど引きずらなくはなったが,ダメージ回復がここのところ遅くなってきているような気がする。

よほどひどい顔をしていたのだろ,パートさんに励まされちゃったよ

とてもありがたいことだが,これではチームの士気にかかわる。
心の中で感謝して,無理にでも元気に振る舞う。

泣きたくなければ,笑うしかない,無理にでも。
泣くのは誰にも分からないようにだ
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