巨大地震

NHKで今週月曜日から5日連続で「NHKスペシャル 体感 首都直下地震」というのをやっている。
ドラマパートとトークパートという構成だ。被害シミュレーションはNHKなので,各種資料から考察しているだろうからリアルに近いか。
ドラマはドラマチックすぎる感があるが,まあTVなので。

で,いわゆる巨大地震がどのくらい発生しているかを調べてみた。


(クリックで拡大)

気象庁の記録がある1923年(大正12年)から本日まで,震度6以上の地震は71回だ。
最初は震度5以上をリストしてみたのだが,あまりにも多かったので6以上に。
どの地方で発生したかというと,




日本全国津々浦々,地震大国だということが分かる。
発生した年をまとめてみた




2000年前までは数年,十数年に1度だったのだが,2000年以降急増。近年は2011年に9回,2016年に10回発生している。
東日本大震災,熊本地震だ。
サイクル的には今年以降5年以内に大きいのが来そうな感じ。




何月に多いかを見てみた。一番多いのが7月の12回,続いて3月,4月の11回だ。
2月は1回,11月は2回と少ない。




発生時間帯をみると,特に偏りはない。日中から深夜まで,いつ起こるか分からない。




震源の深さをみると,やはり浅いところが多い。10km以内が10回,10kmから20kmが32回。
深度20km以内が7割以上と,浅ければ浅いほど震度は大きくなる。




地震のエネルギー,マグニチュードをみると,6から7が32回,7から8が22回。6を超えると震度が大きくなる,まあ,当たり前だ。
8以上はわずか3回。1994年北海道東方沖,2003年十勝沖,2011年三陸沖。いずれも海底地震なので,大規模津波が発生している。

改めて,大地震はいつ起きてもおかしくない状況だと実感。できる備えはしておいた方が良い
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