2012年04月08日(日)
安全基準 専門家「再開ありき」 4月7日 4時3分 NHKニュース 野田政権が6日に決定した、原子力発電所の運転再開の前提となる、新たな3つの安全基準は、その1つが、事故後まもない去年6月までに全国の原発で実施された対策を、そのまま取り入れているほか、別の、長期間かかる対策を対象にした基準は、電力各社に実施計画の提出を求めているものの、その期限はなく、専門家は「再開ありきの基準だ」と厳しく批判しています。 野田政権は、6日、福井県にある関西電力の大飯原発を巡る3回目の関係閣僚会議を開き、運転再開の前提となる新たな3つの安全基準を決定しました。 このうち1つ目の基準は、「地震や津波によってすべての電源が失われても、事故の拡大を防ぐ対策が取られていること」を求めていて、電源車の配備や、深刻な事故を想定した訓練などの対策が盛り込まれました。 これらの対策は、原子力安全・保安院が去年10月から半年にわたり、専門家との議論を重ねて作った、福島第一原発の教訓を踏まえた30項目の対策のうちの15項目を選んでいます。 しかし、その内容は、保安院が、事故後まもない去年3月と6月に電力各社に指示した、津波と深刻な事故に備えた対策をそのまま取り入れていて、全国の原発ですでに実施済みだということです。 また、別の、長期間かかる対策を対象にした3つ目の基準は、電力各社に対し実施計画の提出を求めているものの、その期限は設けられていません。 この結果、新たな安全基準では、停止中の原発は、2つ目の基準のストレステストの結果について国の確認を受けたうえで、残る対策の実施計画を提出すれば、再開が認められることになります。 これに対し、原子炉工学が専門の、核・エネルギー問題情報センターの舘野淳事務局長は、「大飯原発の運転再開ありきで基準を作っているという疑念をどうしても拭えず、これでは国民の信頼を損なうことになる」と厳しく指摘しています。 また、新たな安全基準には、住民の避難などの防災対策については、何をどこまで求めるのかは一切触れていません。 枝野経済産業大臣は会見で、「地域の防災対策は運転再開とは別次元で、徹底的にやらなければならず、整備を進めている。運転再開と一緒に議論すると混乱してしまう」と述べるにとどまりました。 これに対し舘野事務局長は、「住民にとって最大の関心は、防災や避難をどうするかだ。現実の事故が起きたとき、必ず直面するわけで、それに触れてないのは、住民の共感を得られないと思う」と指摘しています。 ☆野田、枝野、細野、藤村という原子力専門外の農村名カルテットが、もし事故が起こったら「この4人が責任を取る」と言った。 どう責任を取るのか、その場にいた記者たちは一人としてよう質問せんのか! 政府の責任ある立場の人間が、言葉をこんなに軽く使う。 それをメディアが誰も咎めない。 福島原発事故の責任をまだ誰も取っていない中で・・・ |
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岡山県美星町から発信されていた「campus stellae(星の高原)」が 【正木山の磐座】(まさきやまのいわくら)に変わりました。 一部引用・・ 2011-06-21 正木山の私有地(16ha)を開発することになった。 2011-09-05 私有地の中央部に大きな岩の塊を見つけた。 正木山神社の外宮になる。この磐座群の”父親”とする。 2011-09-14 その付近を調査したら、亀形の天井岩をあしらった、天狗の顔に見える祠を見つけた。 2011-09-15 さらに西1kmの所で、数個の祠が組み合わされた祠群をみつけた。 2011-11-11 父親の磐座から東に50mの所に母親の磐座を見つけた。磐座の家族構成その特徴を紹介しよう。 「リンク集」から入れますが、HPのポータルはこちらです。 |
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モーニングバード・そもそも総研より。「そもそも脱原発は大阪でできたら日本中でできるんじゃないの?」がテーマ。大飯原発の再稼働問題が焦点となってきているが、いま関西電力の筆頭株主である大阪市が脱原発を打ち出している。その知恵袋・責任者となっている古賀茂明氏がスタジオ出演し、大阪市がやろうとしていること、国の再稼働ありきの方針の裏側、などなどについて解説する。大阪市が出した大飯原発再稼働の8条件とは。 いま再稼働したら何も変わらない。 原発再稼働せずに足りる新提案。 新電力市場・ネガワットとは。 再稼働をめぐる大臣発言迷走の背景は。 電力会社と経産省が洗脳? 暫定的基準が意味するもの。 20120405 脱原発は大阪で実現できたら日本中でで... 投稿者 PMG5 |
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福島原発事故:浜通りと中通りでストロンチウム沈着量増加 毎日新聞 2012年04月07日 11時15分 福島県が6日発表した土壌の放射線モニタリング調査(昨年7〜10月)結果で、浜通りと中通りでストロンチウム90の沈着量の増加が確認され、福島第1原発事故により、半径20キロの警戒区域を越えて広範囲に飛び散ったことが分かった。最高値は、原発から約3キロの大熊町夫沢で検出した1平方メートル当たり3070ベクレルだった。 発電所周辺と県内全域の計55地点を調べた。浜通りや中通りの36地点中34地点は05年度の前回調査に比べ、減衰を考慮して計算すると平均約4割増えていた。残り2地点は原発に最も近い大熊町と双葉町の2カ所で、過去15年間の最大値のそれぞれ18倍、4倍。 事故で放出量の多かったセシウムに比べ健康影響は小さいと県はみている。沈着量の分析から大熊町ではプルトニウムも事故の影響で増えたと結論づけた。【乾達】 . |
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