阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。あちこちでShootする写真日記。お遊びもあり。

岡山県の「星の降る町  美星町」に行った時の話                 茶話26

2024年04月30日 | エッセイ

  雲がかかってはいたが、久しぶりに満天の星を見てきました。

☆六甲山トンネルを抜けて神戸北ICで山陽自動車道に入り、岡山JCTで岡山自動車道へ、 そして総社ICで下りて、まず総社市の友人三上君の家を訪ねた。

総社駅近くの陸橋を渡り、市街地を通り抜けて高梁川を渡り、濃い緑の稲の葉が光る一面の 水田の中を走って到着した。

 


ここまで家を出てから2時間40分、179㌔のドライブだった。

 ☆神戸から先着していた近藤君と阿智胡地亭は車を置いて、三上君の車に乗り換え美星町の彼の言う “星の野原という茶室空間”へ向かった。

途中、矢掛町を通過して30分ほどで美星町に着く。矢掛とか笠岡とか聞いた事のある地名が 案内標識にも沢山出てくる。


大阪支社の同じ職場で何年も一緒に仕事をした川上隆弘さんは、ここ矢掛町の出身だ。

 ああ、彼はこの町で生まれ育ったんだと思いながらづっと窓から外を見ていた。

「確かこのまっすぐ南が 玉島になるんだよね」と聞くとそのとおりと言われた。

玉島には元勤務先の工場があって、 何度も行ったことがある土地だ。今、JRの駅名は「玉島」ではなく「新倉敷」に変わってしまったのは残念だ。


 車の窓から見る総社から美星町のあたりの竹林と山林と水田の緑のアンジュレーションがとてもきれいだった。 そして全般的に地味が良い豊かな土地柄だなあと思った。

農家の屋根がどこも全部立派な黒い瓦葺だ。 昔から竹林が大好きなので、久しぶりに綺麗な竹林を沢山見ることが出来たのも嬉しかった。

このあたりは筍の名産地でもあるそうだ。  


 ☆3000坪はあるという彼の領地に作られたコッテージが今日の宿だった。 露天風呂に入り、黒ビールをジョッキで飲むともう独りでに顔がゆるむのがわかる。


☆殆どが畠と丘陵と山林の町内を車でまわって、彼の活動のスポット(農協の倉庫を利用したジャズ演奏や美術品展示空間など)を案内してもらった

そのあと、ここに来るまでにスーパーで仕入れた材料やビール、焼酎でメシになった。彼がうまい肉と玉葱やピーマンなどを次々手際よく焼いてくれた。


 この土地の彼の協力者である農家の川上さんも加わってくださり、楽しい飲み会になった。 川上さんは兵隊に取られていたとき以外はこの土地で生まれ住んでこられた。

岐阜の各務原航空基地の航空兵として出征していた経験談や果物作りの苦労話、美星町の歴史など次々話してくれた。


この飲み会に持参してくれた握り飯と自家製の漬物は本当にうまかった。

 
 話はどれも興味深かったが、彼が復員して村にたどり着いたとき、村の分校で遊んでいた子供達が、リュック姿の彼を認めたとたん一斉にいなくなった。

どうしたのかと思ったら、子供達みんなで川上さんの家に走り、そして 川上さんの母親の手を引き、背中を押して彼がほっとして座り込んでいた所へ連れてきてくれた

というエピソードは胸にぐっと来た。徴兵されて軍隊経験をしたおそらく最後の世代の一人だろう。  


 三上君はこの土地の化石の研究を続け論文を書くという。これからやることが山ほどあって後60年生きるという。 君達も一緒に60年生きようという。

これから60年生きる、そんなことは思ったこともなかった。 この3000坪の土地は、あと10年掛けて屋外劇場にするという。


そしてこの場所のどの場所でも貸すから好きなことをやったらと言う。

☆少しモヤがかかっていたが北斗七星や星座で見た星たちをしっかり眺め、

そんな話しを聞き その晩はこの標高303mの場所でぐっすり眠った。そして翌朝、朝5時前にウグイスの声で目が覚めた。 彼の総社の家へ戻って朝食後、

高梁川沿いに岡山自動車道の有漢ICまで地道を先導してもらい、 ここで友人達と別れ、北房JCTで中国自動車道にのって院庄ICへ向かった。

 奥津温泉近くで、広島の呉に本社がある二社目の勤務会社の時に出来た別の友人達と合流し、

日曜、月曜と二日続きでゴルフをして家に帰ったら 車のトリップメーターは476.2㌔になっていた。

  2004年11月頃記


星空のある風景 タイムラプス 4K #86 ~願いかなう星空/美星町星空公園~ Starry Night Timelapse 4K#86 星景微速度撮影

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現生人類・ホモサピエンスの先人たちがこんなことを言っている    #1

2024年04月30日 | 先人たちの一言

「金持ちが戦争を起し、貧乏人が死ぬ」                        ーーーーーーーーーーーージャン=ポール・サルトルーーーーーーーーーーーーー

 

「嘘を大声で充分に時間を費やして語れば、人はそれを信ずるようになる」    ーーーーーーーーーーーーーーーアドルフ・ヒトラーーーーーーーーーーーーーー

 

「地球上で最大の権力を持つ組織はメディアだ。

奴らは無実の者に罪を着せ、罪深き者を無実にする力を持つ」              ーーーーーーーーーーーーマルコム・Xーーーーーーーーーーーーー

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04月29日に目に留まったSNS・メディアの記事

2024年04月30日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年03月30日(金)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] から

2024年04月30日 | 東日本大震災ブログ
2012年03月30日(金)
 
県という行政機関は現状に合わなくなっている。口だけはさんで存在を示そうとする
 
行政は民間の邪魔をするな
医療の立て直しが福島を救う
――上昌広・東京大学医科学研究所特任教授インタビュー

一部引用・・

福島第一原子力発電所の爆発事故による放射能汚染に苦しむ福島県は、放射能を恐れて医師たちが逃げたことで、医師不足に拍車がかかっている。

行政の対応も遅く、被爆調査も進んでいない。そんななか、気概のある医師が福島を勤務地に選ぶ動きも出て来た。福島で活動を続けてきた上昌広氏に現状と今後の展望を聞いた。(聞き手/週刊ダイヤモンド編集部 津本朋子)

やる気のある医師が
福島勤務を志す

――南相馬以外での健康チェック体制は。

 福島県内の医療状況は非常に悪い。原発事故後、被ばくを恐れた医師たちが県外に逃げ、とにかく医師が足りない状況だ。

 また、国や県の動きも遅く、内部被ばくの調査や、結果の公表など、しなければいけない作業がすべて後手に回っている。その結果、県民は被ばくの現状すら分からず、やみくもに恐れが募るという状況に陥っている。

 さらに悪いことに、動きが遅いくせに、民間の動きを牽制したがる。もっと民間にまかせて、どんどんホールボディカウンターを入れ、検査をすべきだ。

 また、医師不足の解消も急務だ。といっても、ボランティア的な目的で福島に来る必要はない。むしろ、福島県での勤務は、志のある医師にとっては非常にやりがいのあるもので、夢の舞台といっても過言ではない。今や福島は、世界中の医師から注目されている。丁寧に臨床データを積み重ねれば、放射能被ばくについて、後世に素晴らしいものを残せるからだ。

 現在、僕の知り合いでも、非常に優秀な医師たちが続々と福島での勤務を決めている。家庭の事情があるなら、週に数日だけの勤務でもいい。やる気のある医師たちに、ぜひ福島での勤務を考えてもらいたい。

全文はこちら
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新聞・テレビ・雑誌から / 東日本大震災・原発 / 日本社会の仕組み改良 |
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「取り調べ可視化」の範囲を拡大
 
「取り調べ可視化」来月から拡大
3月29日 11時42分 NHKニュース

警察の取り調べの過程を録音・録画する可視化について、警察庁は、来月から容疑者が否認している事件でも試みとして実施するなど、裁判員裁判の対象事件のうち可視化する割合を50%以上に拡大するとともに、5月からは知的障害者が容疑者の事件でも新たに実施することになりました。

警察の取り調べの可視化を巡っては、警察庁の研究会が、いまは裁判員裁判の対象事件のうち容疑者が自白した事件に限り試みとして行っているのを拡大するよう提言しました。

これを受けて、警察庁は行動計画をまとめ、裁判員裁判の事件については来月1日から容疑者が否認している事件でも実施し、可視化する割合をいまの3割程度から、今後50%以上まで増やしたいとしています。

可視化の範囲も、いまは取り調べの最終段階に当たる供述調書の読み聞かせの場面などに限っていますが、逮捕の直後に容疑者から言い分を聞く「弁解録取」のときや、否認していた容疑者が自白に転じたあとの供述内容を確認するときなどさまざまな場面に広げます。
また、5月からは、知的障害者が容疑者の事件でも新たに実施するとしています。

録音・録画の機材は全国に386あるということですが、警察庁は、全国のすべての警察署などおよそ1200か所で実施できるよう機材を増やす方針です。

☆英国・韓国では既に取調べの全面可視化を実行している。都合の悪いことは隠して表に出さないというやり方は、結局は自分たちで自分の組織の首を絞めることになる。
 
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原発ゼロへの道筋検討
 
「原発ゼロへ工程表を」 菅前首相ら「考える会」準備会合
2012年3月29日 東京新聞

菅直人前首相ら民主党の有志議員が原発のない社会への道筋を示す勉強会「脱原発・ロードマップを考える会」は二十八日、設立のための準備会合を国会内で開いた。

 菅氏はあいさつで、東京電力福島第一原発事故に関して「首都圏が(放射線という)見えない敵に占領されると言っても言い過ぎではない状況が生まれようとした」と説明し、重大性を強調した。

 菅氏は「原発依存から脱却する方向が望ましい。私の内閣でも、そうした方向へのかじをある段階までは切ったが、まだ(脱原発依存の具体案を提示する)工程表までは話が進んでいない」と指摘。政府として早急に工程表を策定すべきだと訴えた。

 会合には議員約三十人が出席。来週にも総会を開き、稼働する原発をゼロにするまでの期限を明示した工程表をつくるとともに、再生エネルギー普及促進を呼び掛ける提言をまとめ、党の見解とするよう求めていく方針を確認した。
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東電に値上げ中止要請   関東知事会
 
「まだ公務員より高い」 東電に値上げ中止要請 関東知事会
2012年3月29日 東京新聞朝刊

 東京電力が四月以降に実施する企業や官公庁向けの電気料金値上げをめぐり、関東地方知事会長の横内正明・山梨県知事や上田清司・埼玉県知事らが二十八日、都内で東電の西沢俊夫社長に「人件費の削減や経営合理化が先決だ」と迫り、値上げの中止を要請。その上で値上げの根拠を問いただしたが、話し合いは平行線に終わった。

 終了後、横内氏は報道陣に「納得する答えは得られなかった」と述べた。上田氏は「今の時点では値上げには応じられない」と話した。

 知事会側は、有価証券報告書から試算した平均年間給与が国家公務員より高いとして、「人件費の削減率が20%では低いのでは」と追及。東電側は「本年度は(高卒を含む全社員の平均は)五百七十万円で、国家公務員の六百三十四万円を下回っている」と回答した。

 それに対し上田氏が、「東電の大卒社員は20%削減後も八百三十五万円と高水準で、給与が安いと回答するのは不見識だ」と語気を強めると、東電側は「大卒は五十五歳で千二十万円」とようやく詳細を明らかにした。横内氏は「中小企業と同じにしろとは言わないが、値上げで痛みを受ける中小企業の思いを考えれば、(削減幅を)再考すべきだ」と苦言を呈した。

 東電への質問に先立ち、横内氏らは枝野幸男経済産業相にも値上げ中止を要請。枝野氏は「(値上げの根拠を)合理的に説明するよう指導する」と述べた。
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“原発事故”除染の盲点
 
なぜ死者7人も? “原発事故”除染の盲点


毎日放送・NEWS23クロスより。

チェルノブイリ原発事故当時、東ドイツでトラックの除染をしていた元作業員が、仲間7人がガンで死んだと証言していることから、除染の盲点にスポットをあてる。

動画はこちら
 
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今日の気になるネット情報 / 東日本大震災・原発 |
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原発による発電コストは安いのか
 
そもそも原発は本当に経済的なのか?


モーニングバード・そもそも総研より。

タイトルのテーマについて、コスト、保険、将来性などの面から、原発の経済性を考える。
これまで原発を受け入れてきた前提として、絶対に過酷事故は起きない、そして安いということが言われていた。
しかしすでに過酷事故は起きて、その条件は無くなった。それでは今でも原発は安いといえるのか?について考える。

ビデオ出演に、富士通総研の高橋洋主任研究員と、コスト等検証委員会委員で立命館大学教授の大島堅一氏が登場。

今ではアメリカも含め世界でも原発は経済的にあわなくなっている。
原発コストはまだまだ上がる。安全性がアップで経済性はダウン。
保険料が大幅アップし、原発の保険は成り立たない。
原発はもう得じゃない‥‥これからどうする?
燃料タダ‥‥純国産、再生可能エネルギーはもうかる。

動画はこちら
 
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2012年2月14日 小出裕章さんインタビュー by 名前のない新聞
 
 
 
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亀戸天神のフジ祭りは大変な人出で賑わっている。    その2

2024年04月29日 | 東京あちこち

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「死にたい場所を選べない」日本人の悲しい最期      最期まで望みを持って生きられる社会へ        東洋経済オンライン

2024年04月29日 | 居酒屋“e”&一日の昼食と夕食

少しでも長生きさせる医療が続いている理由

佐々木 淳(以下、佐々木):実は病院で亡くなる方で、悲しい状態で死を迎えるケースは少なくありません。入院先で、あなたはこの病気だからお風呂には入れません、

こういう状態だからご飯は食べられません、家にも帰れませんなどと言われて、本人としては、残された時間をこんなふうに過ごしたいと願っていても、

それがかなえられることは、あまりない。

最期の時まで病院で医療を受けるというのは、自分の生活が医師に支配されるということでもあるんです。

井手:医療を施すことで、少しでも長生きさせる。それが第一なんですね。

佐々木:多くの医師は、患者さんを1分でも1秒でも長く生かそうとしますから、患者さんが自力ではもう動けなくなっても、点滴と酸素投与で生かされるということが起きます。

医師自身は、そんなことしたくはないと思っていても、治療を中止したら家族から訴えられるかもしれない。あるいは、点滴をすれば食事ができない患者さんも、

もう少し長く生きられるかもしれない。そんなふうに治療が行われるということが結構長く続いてきました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

井手:患者さんだって、「自分の死」を選びたいはず。でもそれに抗えば、結果は自己責任という話になってしまいますよね。

 

佐々木そうですね。ただ最近は、患者さんの側から、自分たちが受けたいのはそういう医療じゃないと、声が上がるようになってきています。

医師の側からも、実は自分たちもやりたくないと意思表示をするようになってきた。こうした話し合いの中で、望まれない医療は徐々に減ってきています。

患者さんの命の終わりが近づいてきて、医療によってもその状況を変えられないなら、われわれがやるべきことは、無理に命を延ばすことでも縮めることでもなく、

その人がもっている本来の時間を、できるだけいい形で過ごしていただくことだと思うんです。私の仕事は在宅医療ですが、

そこで重要なのは、最後までその人が望む生活が続けられるようにお手伝いすることなんですね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人生をどう「下山」するか

井手:3世代同居が激減して、人間が年を取ること、愛する人が死んでいくことを、子どものときに体験できない人が増えてますものね。

佐々木:おばあちゃんの体が弱ってきて、寝ている時間が長くなっていき、ご飯を食べず、水も飲まなくなって、だんだんと呼吸が弱くなっていく。

これは老衰という当たり前のプロセスですが、初めて目にすると、点滴したほうがいいのでは、とか、何か治療が必要なんじゃないかと思ってしまう。

人間がどう成長していくかは誰もが知っていますし、人生の高みを目指すための情報はたくさんある。

ですが、人生をどう「下山」すればいいのかという問いは、後回しにされている印象です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人は地域の中で生きている

佐々木:そうですね。それで言うと、社会の中に居場所とか役割があると、それが生きがいにつながっていくと思うので、コミュニティーの役割もとても大きいと思っています。

井手:そうなんです。ところが、財政的な負担が増える一方なので、東京のお年寄りを地方の介護施設へ入居させればいいといった議論が平然となされたりします。

こうした議論では、お年寄りが人間として扱われていないんですね。その人が、それまで培ってきた人間関係から暴力的にいきなり切り離されてしまうわけですから。

こうして佐々木さんのお話をうかがっていても、あるいはソーシャルワーカーの仲間たちから話を聞いても、地域の中で人は生きているという当たり前の

事実をとても大事にしていることが伝わってきます。僕はそこにすごく共感するんですよね。

 

全文 クリック☟

「死にたい場所を選べない」日本人の悲しい最期

「死にたい場所を選べない」日本人の悲しい最期

井手 英策(以下、井手):佐々木さんは、在宅医療のための診療所を立ち上げられて、今年で13年目ですね。いまでは5000人ほどの患者さんを、24時間体制で見守っていらっしゃ...

東洋経済オンライン

 

 

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04月28日に目に留まったSNS・メディアの記事

2024年04月29日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年03月29日(木)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] から

2024年04月29日 | 東日本大震災ブログ
2012年03月29日(木)
 
地方自治体が独自に東電へ除染費用請求
 
柏市 東電に28億円余請求
3月29日 17時11分 NHKニュース

千葉県柏市は、原発事故で広がった放射性物質を取り除く除染や、ごみを燃やしたあとの放射性物質を含んだ焼却灰の保管などにかかった費用の全額に当たる、合わせて28億円余りを東京電力に請求しました。

柏市は、29日午後、東京電力の担当者を市役所に呼び、石黒博副市長が請求書を手渡しました。
請求額は、今年度、放射線対策として市が負担した全額に当たる28億2520万円です。

このうち、放射性物質が付着した学校の校庭や道路の側溝などの土を取り除く除染がおよそ21億5630万円と4分の3を占めています。

柏市は、国の「汚染状況重点調査地域」に指定され、国の財政支援を受けて市内の全域で除染を進めることになります。
国の負担分は確定していないため、今後、差し引かれるということです。

一方、市の焼却施設では、ごみを燃やしたあとの焼却灰から高い濃度の放射性物質が検出され、埋め立てることができない灰をドラム缶に入れて一時的に保管しています。

こうした保管費用としておよそ4億7930万円を請求しています。
さらに、放射性物質の量を測定する機器の購入費として、およそ7750万円が盛り込まれています。
柏市は、今後新たに生じた費用については改めて東京電力に請求することにしています。

請求書を手渡した石黒副市長は「被害を受けたうえに市民の税金を使って対策を行うような現状は容認できず、東電には速やかに支払いを求めたい」と話していました。
東京電力によりますと、千葉県内では流山市や白井市も同じような請求をしているということです。

東京電力千葉補償相談センターの森直人所長は「対応に苦慮する自治体に、いつ、どうやって支払うか明言できず、たいへん申し訳なく思う。原因者として責任をもって対応できるよう努めたい」と話しています
2012年3月29日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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国家公安委員会が珍しく動いた? いや動かざるを得ない事態
 
千葉県公安委に調査チェックを要請
3月29日 17時52分 NHKニュース

長崎県で起きたストーカー殺人事件で、千葉県の習志野警察署の署員らが被害届の受理を先送りし、慰安旅行に行っていた問題で、国家公安委員会は、千葉県の公安委員会に対し、警察が現在行っている調査をチェックし、真相解明などに万全を期すよう異例の要請を行いました。

この問題は、長崎県西海市で起きたストーカー殺人事件で、ストーカー被害を受けていた女性の父親が、事件の10日前に千葉県の習志野警察署に被害届を出そうとした際、警察署がほかの事件の対応があるとして、「1週間待ってほしい」と伝えながら、対応した署員を含む12人が署内のレクリエーションで北海道旅行に行っていたものです。
これについて、松原国家公安委員長は29日の会見で、「国家公安委員会としても事態を重く受け止めている」と述べ、千葉県警察本部を監督する立場にある県の公安委員会に対し、千葉県警が行っている調査をチェックし、真相解明や再発防止に万全を期すよう要請したことを明らかにしました。

この要請は、29日に開かれた国家公安委員会で、委員から「透明性・客観性のある調査が必要だ」といった意見が相次いだことから行われたもので、国家公安委員会が都道府県の公安委員会にこうした要請をするのは異例だということです
 
2012年3月29日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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「格納容器壊れない」と安全委員会は言っていた。
 
「格納容器壊れない」 安全委 震災半年前
2012年3月28日  東京新聞朝刊

 東日本大震災の約半年前、原発事故に備えた防災指針見直しの準備を進めていた原子力安全委員会が、「日本では旧ソ連チェルノブイリ原発事故のような、高濃度(ホット)スポットができる事故はあり得ない」とし、従来の防災重点区域(EPZ、八~十キロ圏)の拡大を考えずに見直し作業に入っていたことが、安全委が二十七日に公開した文書で分かった。

 文書は、安全委が二〇一〇年十月に、電力会社でつくる電気事業連合会(電事連)と打ち合わせをした際のメモなど。

 文書によると、会合で電事連側は、重点区域を拡大すると予算がかかり関係する自治体が増えるなど懸念を示した。

 これに対し安全委の担当課長は「十キロ超では対策を要する水準にならない」「従来のロジック(論理)を踏襲したい」などとし、従来のEPZで十分との考えを示した。

 安全委の専門職員である技術参与も、チェルノブイリ原発には格納容器がないことを念頭に、「(あのような事故は)日本ではあり得ないと言っており、これからも基本的に同じスタンスでいく」と述べていた。

 安全委が重点区域拡大を考えなかった背景には、〇六年に経済産業省原子力安全・保安院の圧力で、拡大を断念したことも影響しているとみられる。

 見直しは、重大事故時に住民がすぐ避難する五キロ圏の予防防護措置区域(PAZ)を設定することもポイントで、安全委はPAZは導入したい考えだったが、電事連は「導入などをすれば、地価の下落や観光客の減少を招く」などと、否定的な意見を安全委に文書で伝えていた。

 担当課長は本紙の取材に「国内の原発では格納容器は壊れないと考えていた。今から思えば想定が不十分だったとのそしりは受けなければならない」と話した。
2012年3月29日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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 高校教科書検定で「炉心溶融」を記述したのは1点だけ
 
「炉心溶融」記述1点だけ 高校教科書検定
2012年3月28日  東京新聞朝刊

 文部科学省は二十七日、二〇一三年度から使用される高校教科書(主に一年生用)の検定結果を発表した。今回合格した二百十八点(専門科目を除く)中、24%にあたる五十三点が東日本大震災を取り上げたが、東京電力福島第一原発事故は7%の十六点にとどまった。事故の炉心溶融(メルトダウン)について記したのは一点だけで、事故の記述そのものを見送った教科書会社も多い。

 炉心溶融に触れたのは啓林館の物理。原発の仕組みを図を使い解説し、今回の事故について「複数の炉心冷却機能がすべて失われて炉心溶融が起き、原子炉内の放射性物質が外部に放出された」と説明した。

 新学習指導要領の物理は、原子核の崩壊や核反応について教えることを定めている。同社は「原子核に関連する内容として学んでほしいと考えた。炉心溶融はもともと記述を予定していたが、福島の事故も反映させた」としている。物理では今回申請された他の四点は、福島第一原発事故に触れていない。

 現代社会では山川出版社が「住民の避難に始まり、農業や漁業への被害、電力不足による計画停電など、首都圏を含む広い地域の人びとの生活と社会に、はかり知れない影響をあたえた」とした。十二点中六点は触れなかった。

 啓林館、山川出版社ともに記述に検定意見は付いていない。

 多くの教科書会社が震災や事故の記述を見送った背景には、検定申請の締め切りが昨年五~六月で、事故発生から時間が限られていたこともある。文科省側がこれまで、原発について検定意見を繰り返し付けてきたことも、各社の慎重姿勢につながっているとみられる。

 文科省の検定規則によると、「更新を行うことが適切な事実の記載」などがあった場合、訂正申請ができる。来春の使用開始までに、現代社会などで記述の追加や変更がされる可能性がある
2012年3月29日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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亀戸天神のフジ祭りは大変な人出で賑わっている。

2024年04月28日 | 東京あちこち

24042亀戸天神藤祭り

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このところの家のひるめし

2024年04月28日 | ある日のランチ

  

 

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「これが翔平だ、ブーイングすればいい!!」大谷7号に大興奮する現地実況【日本語字幕】

2024年04月28日 | SNS・既存メディアからの引用記事

「これが翔平だ、ブーイングすればいい!!」大谷7号に大興奮する現地実況【日本語字幕】

【大谷翔平in因縁のトロント】大ブーイングの状況下でホームランを放つ!!

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04月27日に目に留まったSNS・メディアの記事

2024年04月28日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年03月28日(水)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] から

2024年04月28日 | 東日本大震災ブログ
2012年03月28日(水)
 
人間は20シーベルト以上浴びると数日以内に死亡する
 
格納容器内7万2900ミリシーベルト 福島2号機 6分で人死ぬ量
2012年3月28日 07時11分 東京新聞

 東京電力は二十七日、福島第一原発2号機の格納容器内で、最大で毎時七万二九〇〇ミリシーベルトの極めて高い放射線量が計測されたと発表した。この値の場所に六分ほどいるだけで人間は100%死亡する。炉心溶融(メルトダウン)した核燃料が原子炉を壊し格納容器にまで溶け落ちていることが、高線量の原因。

これほどの値だと、ロボットでも長時間の作業は難しい。政府や東電は三十~四十年後に廃炉を実現する計画だが、大きな狂いが生じる可能性もある。

 格納容器に開けた穴から線量計を入れて計測した。底部からは四~七メートルの高さで、内壁から五十センチと一メートル離れた位置の上下計八カ所で測ったところ、三万一一〇〇~七万二九〇〇ミリシーベルトを計測した。

 通常、原子炉が停止した状態では、格納容器内の線量は〇・一ミリシーベルト程度で、いかに異常な状態かが分かる。

 二十六日に内視鏡で撮影された映像を見ると、上にある原子炉から大量の水が降り注いでおり、炉に穴が開いている状況がうかがえる。水は格納容器の損傷部から高濃度汚染水となって建屋地下に流れ込んでいる。

 格納容器の壁面では塗装がはがれたり、浮き上がっている場所も多く、事故当初の過熱や腐食の影響とみられる。カメラが水をかぶっている間は映像はクリアだが、水がなくなると画面いっぱいにノイズが広がる。高い放射線によるものだ。

 問題は、この高い線量が廃炉に与える悪影響だ。東電は格納容器内の作業にはロボットを多用する計画だが、ロボットも本体は耐えられても、作動を制御する電子回路などが放射線で壊れる。今回の計測に使った内視鏡も十四時間程度しか耐えられない。

 東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「高線量に耐えられる機器を開発する必要がある」と語った。

 政府は昨年暮れ、原発内では事故が収束したと宣言したが、実情は厳しい。

2号機格納容器で72シーベルト 福島原発で線量測定
 2012/03/27 19:52 【共同通信】

東京電力は27日、福島第1原発2号機の格納容器内に線量計を入れて計測し、毎時31・1~72・9シーベルトの高い放射線量を確認したと発表した。圧力容器を突き破って、格納容器下部まで溶け落ちた燃料の影響とみられる。

 人間は7シーベルト浴びると1カ月以内に死亡、20シーベルト以上では数日以内に死亡するとされており、中には入れないレベルの線量。

 東電は26日、2号機格納容器内に内視鏡を挿入して水面の高さを調査。27日は格納容器の同じ貫通部から、線量計を約3メートル挿入して線量を測った。

2号機格納容器 非常に高い線量
3月27日 22時5分 NHKニュース

 東京電力福島第一原子力発電所の2号機で27日、事故後初めて格納容器内部の放射線量の測定が行われ、最も高い場所で1時間当たり72.9シーベルト=7万2900ミリシーベルトという非常に高い放射線量が計測されました。

溶け落ちた核燃料が影響しているとみられ、今後、廃炉作業を進めるうえで課題となりそうです。

福島第一原発の2号機では、今後の廃炉作業に向けて格納容器内部の状況を把握するため、27日、事故後初めて容器の内部に線量計を入れて、直接、放射線量を測定しました。

その結果、容器の壁から原子炉寄りに1メートルの位置での測定では、線量計を下に降ろすほど線量は高くなり、最も高い場所で1時間当たり72.9シーベルト=7万2900ミリシーベルトという非常に高い放射線量を計測しました。

この値は100%の人が亡くなるとされる被ばく量におよそ7分で達する値で、東京電力は、容器の底に溶け落ちた核燃料が影響しているとみています。

今回の調査では、容器にたまっている水の水位が60センチほどしかないことも判明し、容器の下部にある圧力抑制室などが壊れているとみられています。

廃炉に向けては、格納容器の損傷箇所を特定して修理し、水を満たしたうえで燃料を取り出す計画で、困難な作業が予想されており、東京電力は「高い放射線量に耐える機器の開発をどのように行っていくかも課題になる」と話しています。
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電事連のこの文書を知ると メルトダウン・放射能事故は人災だとわかる
 
電気事業連合会:原発事故対策強化反対の文書 昨年1月
2012年3月27日 7時56分 毎日新聞

電力10社で組織する「電気事業連合会」が昨年1月、原発事故の防災対策強化の方針を打ち出した内閣府原子力安全委員会に反対する文書を送っていたことが26日、毎日新聞が情報公開請求した資料で分かった。

理由として、原発は危険という印象がもたらす地域への影響や対策費増大を挙げているが、電力各社が防災を軽視していた実態を裏付けている。

 国の原子力防災指針を策定する安全委は、国際原子力機関(IAEA)が02年に重大事故に対応する防災対策の国際基準を定めたことを受け、06年3月に基準導入に着手。経済産業省原子力安全・保安院が「原子力への不安を増大する」として再三反発し、導入はいったん見送られた。しかし、各国で導入が進み、安全委は10年12月の「当面の施策の基本方針」で再び導入検討の考えを示した。

 これに対し、電事連は11年1月13日と同2月3日、国際基準を導入した場合の自治体の反応について「独自に推定した」との文書を安全委に送付。

 重大事故時に住民が直ちに避難する原発から半径約5キロ圏のPAZ(予防防護措置区域)の導入の影響について「地価下落や観光客減が出ないとは言い切れない」と強調。

半径8~10キロのEPZ(防災対策重点地域)を、同約30キロに拡大するUPZ(緊急防護措置区域)は「領域内に入る自治体が交付金や補助金を要求する」と反対した。

 その後、東京電力福島第1原発事故が発生。安全委は今月22日、国際基準を導入した新指針をまとめた。政府は12年度予算案で「緊急時安全対策交付金」を前年度比で3倍の89億7000万円計上した。安全委側は「事故前は、規制される側の事業者が政策決定に介入することがまかり通っていた」と話す。電事連は「基準導入への協力の一環だった」と釈明している。

 原発の防災対策強化をめぐっては、保安院も06年に反対していたことが発覚している。【比嘉洋】

 ◇リスク隠し続けた責任大きく
 東京電力福島第1原発事故を踏まえ、内閣府原子力安全委員会が今月22日、新たにまとめた国の原子力防災指針では電力各社が防災上、重要な役割を担う。しかし、今回の情報公開で電気事業連合会が原発立地推進のために防災強化を犠牲にしてきた実態が浮かんだ。新指針が実効性を持つためにも、電力各社の抜本的な意識改革が求められる。

 新指針では、電力会社が、原子炉格納容器圧力や炉心温度などのデータをもとに事故の深刻度を判断。その報告に基づいて、自治体が原発から半径約5キロのPAZ圏の住民に避難などの被ばく低減策を指示する。

 今回の事故は「安全神話」が成立しないことを示した。「混乱を招く」という理由で、リスクを隠し対策強化を先送りすることは許されない。国や電力各社は、どこまで深刻な事故を想定し、その際の対策費はどの程度か、住民や自治体に説明する責任がある。【比嘉洋】

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NHKスペシャル 「故郷か移住か 原発避難者たちの決断」
 
故郷か移住か 原発避難者たちの決断(前) こちら

故郷か移住か 原発避難者たちの決断(後) こちら

NHKスペシャルより

地震、津波、原発事故、そして放射能汚染と4重苦の試練に見舞われた福島県浪江町の人々。原発近隣の双葉郡の中で最大人口の2万1千人が住む家を追われ、仕事を失い「漂流」中だ。

着の身着のままで逃げてから1年。地域のつながりは分断され、家族はバラバラとなり、多くの人々は新たな仕事も見つけ出せていない。

いよいよ放射線量の高さに応じて、段階別の住民帰還に向けた討議が始まった。しかしここにきてますます、戻るべきか否か、住民たちの混迷は深まっている。戻ることを支えに生きるお年寄り世代と、子供を連れては戻る気のない現役世代。働き盛りの人間なしに地域が成立するのか、町は存続の危機だ。

国は何もしてくれない、自分たちの町をどうするのかは自分たちで決めねばならないというのだが、原発を安全と信じ、町の経済の多くを頼り、平穏な日常がいつまでも続くと疑わなかった地方のありふれた町が突然、「民族自決」を迫られる過酷さ。

それでも人々は決断し、前へ進まねばならない。 現実の不条理を前に生きる目標を必死に求めた人々の記録である。
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今日の気になるネット情報 / 東日本大震災・原発 |
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菅谷松本市市長は医師としても放射能について発言を続ける
 
政府、汚染の深刻さを未だ理解せず

一部引用・・

菅谷: 今年1月、日本政府は原発事故の放射能汚染問題や健康被害の情報を得るために、チェルノブイリ原発事故を経験したウクライナ共和国と協定締結方針を定め、続いて2月には隣国のベラルーシ共和国とも協定を結んだ。私としては、「やっと、か」という思いだ。

 私は福島で原発事故が起きた当初から、放射能汚染の問題についてはチェルノブイリに学び、チェルノブイリから情報を収集することが大事だと訴え続けていた。

 また、原子力安全委員会は今年2月に、ようやく原発から50Km圏内の全戸にヨウ素剤を配布すると提言したが、私は事故直後からヨウ素剤服用の重要性を説明し、さらに服用に関しては、基本的には被曝する前に摂取しなければ効果が低いということも言ってきた。

 遅きに失したが、チェルノブイリ原発事故を知る現地の研究者たちと交流を始めたことで、政府内には治療方法や汚染の詳細データ、原発事故による健康や環境への影響についての情報が出回り始めたのだろう。

私としては、なぜ、それをもっと早くやらなかったのか、正直大変に驚いている。結局、政府はいざという時の対応が全く出来ていなかったということだ。

――まだまだ伏せられている情報がたくさんある…。

全文はこちら
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会社の為にやったらアメリカで牢屋に一年間 デンソー社員
 
米 デンソー幹部に1年の禁錮刑
3月27日 9時54分 NHKニュース

アメリカ司法省は、日本の自動車部品大手のデンソーの幹部が価格操作を行っていたことを認め、およそ1年の禁錮刑に服することと2万ドルの罰金を支払うことで同意したと発表しました。

アメリカ司法省は、26日、デンソーの日本人幹部が2006年から2009年ごろにかけて、自動車に搭載される温度調整機器の価格操作に加わっていたことを認めたと発表しました。

そのうえで、およそ1年の禁錮刑に服することと、2万ドル(日本円で160万円余り)の罰金を支払うことで同意したということです。
アメリカ司法省は、複数の日本企業が関与した自動車部品の価格カルテルについて捜査をしており、デンソーは、会社としても談合していた事実を認めて7800万ドル(およそ60億円)の罰金を支払うことで同意しています。

司法省は「今回の摘発は企業幹部の不正な行為を厳しく追及するものだ。価格操作に関する捜査を引き続き行っていきたい」とコメントしています。

☆アメリカの司法当局に会社の儲けを60億円払う日本企業はデンソーだけではない。経営幹部は責任を取るのだろうが?、そんな金が出せるなら、営々と働いている一般社員に還元してやったらいいのに。

関連エントリー

2011年07月17日(日)掲載

一社90億円の罰金は過去最高! 90億円利益だそうと思ったらどんなに大変か

☆アメリカの圧力が強くなって、ここ数年、独占禁止法の適用が厳しくなった。その中でアメリカと同じように「課徴金減免制度」というのが出来た。内容を一口で言うと、談合のメンバーをやっていても、一番最初に、「申し上げます。おそれながら、このメンツで談合やってまんねん」と証拠を揃えてお上にチクった会社は無罪にするということだ。

こういう考え方は日本人の法意識にはなじめないが、英米法では普通の考え方だ。(国民のために、いい結果が出るのであれば、手段方法を現実的に使うのが法律だ。)それにしても90億円をモロに国庫に罰金として会社が支払う、と知った矢崎総業の現場社員の気持ちはどうだろう。

コストダウンの為にサービス残業やTQC活動で頑張てきた工場の現場。会社は何をやってくれるんや・・

90億円の利益を5%の利益率で出そうとすると、1800億円を売上げないといけない。

同業者に仲間割れを起こし、かつ談合はペイしないと企業に思わせるのが、最近の公取のやり方らしい。☆

矢崎総業に過去最高額の課徴金 自動車配線談合で公取委
2011/06/30 21:01 【共同通信】

  自動車内に配線するワイヤハーネスという電線の販売をめぐり談合していたとして、公正取引委員会が独禁法違反(不当な取引制限)で、矢崎総業(東京)など業界大手3社に総額約130億円の課徴金納付を命じる方針を固め、各社に事前通知したことが30日、分かった。矢崎総業の課徴金は90億円を超え、1社に対しての命令額として過去最高となる見通し。

 他に納付命令を受けるのは住友電気工業(大阪市)とフジクラ(東京)。古河電気工業(同)も談合に加わったと認定されたが、課徴金減免制度を利用し違反を自主申告したため、納付命令を免れるとみられる。
2012年3月28日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
新聞・テレビ・雑誌から / 日本社会の仕組み改良 / 世界と日本 |
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ほどよくわがままに生きる      ブログ「薬屋のおやじのボヤキ」から

2024年04月27日 | SNS・既存メディアからの引用記事

引用元 ⇒

 

薬屋のおやじのボヤキ

薬屋のおやじのボヤキ

公的健康情報にはあまりにも嘘が多くて、それがためにストレスを抱え、ボヤキながら真の健康情報をつかみ取り、発信しています。【薬屋のおやじのボヤキ】

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「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバイを襲った大洪水の爪痕 YouTube

2024年04月27日 | SNS・既存メディアからの引用記事

Dubai Floods Break Record| Ceilings Crack Open, Cars Submerged, Red Alert| UAE Comes To Standstill

<記録的な豪雨に見舞われたアラブ首長国連邦。過去75年間で最大の降水量を記録し、高速道路や空港が冠水した姿は世界を驚かせた>

アラブ首長国連邦(UAE)が4月16日に記録的な豪雨に見舞われ、翌17日には最大都市ドバイで冠水した高速道路に乗用車が取り残された。

砂漠国のUAEにおいては、過去75年間で最大の降水量を記録。ドバイでは1日で1年分以上に相当する雨量となり、洪水によって家屋が浸水したほか、ドバイ国際空港では欠航が相次いだ。異常気象が生んだ異常な光景だ。

引用元

「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバイを襲った大洪水の爪痕

「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバイを襲った大洪水の爪痕

<記録的な豪雨に見舞われたアラブ首長国連邦。過去75年間で最大の降水量を記録し、高速道路や空港が冠水した姿は世界を驚かせた>アラブ首長国連邦(UAE)が4月16日に記録...

Newsweek日本版

 

 

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