不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Una breve sosta a Perugia

2008-04-16 21:16:37 | 日記・エッセイ・コラム

Perugia

先週土曜日、雨の降るフィレンツェを出発して
友人とペルージャへ。

友人の甥っ子&姪っ子がイタリアの選挙バカンスを
ペルージャ郊外で過ごしているというので訪ねていってきました。

そう、イタリアは総選挙だったのです。
投票会場には地元の小学校が利用されることが多く
投票会場設立&撤去作業のために
選挙前後はちょっとお休みになるのです。
投票自体は日曜日と月曜日。
それなのに、学校によっては
前の週の木曜日から土日をはさんで翌週の火曜日まで
長い連休になっているところもあって
子供たちはうれしいのかもしれないけど、
なぜそんなに時間かかるのだと大人は疑問に思うわけです。

投票会場の設営&撤去なんて簡単だと思うんですけど。

結局、選挙はベルルスコーニが勝ち、早速熱弁を振るってます。
彼に政治能力があるとは思わないけれど
彼のパフォーマンスと財力そしてマスコミの利用能力は
ずば抜けていて、それが功を奏しているのは間違いありません。
前プローディ政権があまりにも貧相で見栄えがしなかったことで
このベルルスコーニの派手なやり方に
騙された人もいっぱいいると思われます。

選挙バカンスでのんびりする子供たちと
田舎の空気を吸い込んでちょっとリフレッシュしてきました。

ちょうどペルージャではPintricchioの展覧会をやっていて
見たかったのだけど、
さすがに子供も含めて連れがいっぱいいたので
遠慮しておきました。
また近いうちに展覧会を観にペルージャに戻らないと・・・。