不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

I dolci della festa della luna

2009-10-01 23:28:22 | 日記・エッセイ・コラム

友人であるお茶の師範率いる文化団体が企画した
月見会に出かけてきました。

どんなふうに企画を運営しているのか
どんな会場でやるのか
私が所属する文化団体の
今後の参考にさせてもらうためもあったのですが
イタリア人がどんな反応するのかも見てみたかったので。

集まったのは20人ほど。
そのうち日本人はなんと私と一緒に行った友人以外には
イタリア人男性を引き連れた女性のみ。
85%がイタリア人でした。

まずお月見という習慣の説明、
なぜ13夜と15夜を愛でるのかという説明、
お月見と日本酒のお話、
そして日本酒の歴史と作り方の説明。

主催者の人柄がそのまま出ている
本当に静かで風流な会だったのですが
参加しているイタリア人もみんなおとなしくてまじめな人ばっかり。
どちらかといえば
私が一番その場にふさわしくない雰囲気でした(爆)。

みんな熱心に話に聞き入ってました。
そんなイタリア人を見て楽しんでいた不束者です。

お酒のお供に用意されていた
ジャガイモの煮っころがしやナスの粕漬け焼き(?)、
ひじき煮、サトイモ煮、インゲン豆の胡麻和えなどの
純和風をいただき、
そしていよいよお団子。

月見団子が目当てでした。
みたらしとあんこ。
あぁ、どっちもおいしくいただきました。

I dolci della festa della luna

で、月はというと、会場からは月は見えず。
帰り道に月もちゃんと愛でましたよ。
なんとか13夜の月は愛でたので、
土曜日の15夜の月もちゃんと愛でないとね!

海外で触れる日本文化、楽しいです。