不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

L'aria autunnale

2009-10-08 20:31:33 | 日記・エッセイ・コラム

日中はまだ暑かったりしますが
朝晩のビリーの散歩のときは肌寒いこともしばしば。
空も高くなり、秋の雲が広がってきました。

先日のお月見会の後、ちゃんと土曜日も月を愛でました。
15夜の月。
13夜と15夜どちらか一方しか愛でないのは
「かたみつき」(?)といってよくないのだと教わったのです。

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自宅の窓から見上げた空。
ちょっと雲行きが怪しかったのだけど
月が高く上るに合わせて雲が切れていく感じ。

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おお、まるいまるい。

月見で優雅な秋を楽しんだ後は食欲の秋も。

土曜日に買い込んだ栗を日曜日に茹で栗にして
月曜日に夜なべして皮を剥いて
火曜日の夜に栗ご飯に。
なんて長い行程だ…。

茹で栗の鬼皮を剥くと
必ず右掌が痛くなるのでいやなんだけど
栗ご飯食べたいときは剥かないわけにはいかないし。

イタリアでは栗はもっぱら焼いて食べるもので
八百屋さんやスーパーでも栗の脇に
煎り鍋と焼き栗剥き器が置かれています。
でも私は焼き栗を家で作らないので
買おうと思ったこともないのですが。
果たしてこの焼き栗剥き器で
茹で栗もきれいに剥けるのかな?
今度試してみようかな。

ぶつぶつ考え事しながら剥いた栗を使って
炊き上げた栗ご飯。

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甘みがいっぱいでおいしい!

手が痛くなってもこれが食べたいので、
また栗買ってきちゃうんだよね。安いし。