本日のJR主催の「さわやかウォーキング」は
地元・韮山反射炉周辺コース。
いつもは一人で参加するウォーキングですが、
今日はグループで、
まちづくりのアイディア探しを兼ねて散策。
何度も歩いたことのあるコースではあるけれど、
いつ行っても楽しい、のどかな農村風景の広がる地域。
天然ホタルが自生する韮山古川の下流からアクセスしていくと
反射炉自然公園の脇を通過しながら、反射炉が見えます。
見たことがない人には
反射炉って結構大きなものだと思われていますが、
実はこんな規模なんです。
民家の間にこそっとある感じね。
世界遺産登録からまもなく1年。
まだまだ賑わっていて、ひと安心(笑)。
定番の富士山と韮山反射炉のダブル世界遺産展望。
今の季節なら、茶畑の新緑とセットでも楽しめます。
茶畑の中に設置されている顔はめパネルの
江川坦庵英龍の顔の向こうに反射炉。
遊歩道が整備されたので、
竹林も覗き見できます。
世界遺産として登録されてから
バッファーエリアの整備も進んで
反射炉の東側は梅園になっています。
その梅園の中に置かれている新しいベンチは
ちゃんと反射炉モチーフ。
ちょっと可愛い。
こちらも定番の韮山反射炉と江川坦庵英龍像。
反射炉脇のお土産やさん蔵屋鳴沢で
新茶のソフトクリームが出ていたので、味見。
薄味のお茶ですが、さっぱりしていてこれはこれでOK。
濃い抹茶味より、夏向きかも。
新緑と韮山反射炉もやはり絵になるね。
と、反射炉ばっかり写真を撮って、
そのあとのコースは全く写真を撮らないで歩いていたようで。
韮山の田畑は、
ハウスのイチゴ栽培が終わり、
ミニトマトのシーズンが始まり、
遅めの田植えがそろそろ始まるところ。
狩野川からの引き込みで
稲作用の農業用水を確保している韮山地区は
昨日から水路に狩野川の水が入って
明日から本格的に水田に水を入れるところが増えるようです。
そういえば、先週日曜日にローカル電車に乗っていたら
都会からやってきたらしいおばちゃま三人組が
車窓から韮山周辺の田んぼを見て
「この辺は田んぼやめて畑にしたのね」と勘違いしてました。
それくらい田植えの遅い地域でもあります。
田畑の中を歩くのどかなコースは
反射炉でのんびりしたけれど、約8キロ2時間30分で完歩。
まちづくり&観光促進の観点からは
いろいろ手を入れたら楽しそうなことがたくさんあるなぁというのが印象。
何もない贅沢を満喫できるような仕掛けが必要だろうな。