超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">クラシック談義とベジタリアン料理</span>

2011-02-12 15:08:57 | 無題

一時荻窪東改札でベジタリアンの友人と待ち合わせ、南口のベジタリアン・カレーのお店ナタラジに行く。
ビール付き二五〇〇円のセットを頼む。友人に頼まれていたデ・ワールトのCDを渡し、代金を受け取る。
そのあとクラシック談義に花を咲かせた。テンシュテットのメモリーズのベートーヴェン交響曲全集は廃盤だ。
セーゲルスタムはいいマーラー全集を残したが交響曲百何番とか作っている。
カエターニはマルケヴィッチの息子で美しいショスタコーヴィチ全集を作った。
レイボヴィッツは現代音楽的で対位法的なベートーヴェン交響曲全集をリーダーズ・ダイジェストで作った。
マゼールは変則的な休止をするので変人扱いされるが、マゼールはマーラー全集も美しいし、クリーヴランド管弦楽団とのベートーヴェン交響曲全集もかすれた消え入りそうな音で侘び寂があっていい。ブルックナー全集も溜めが入っていい。
バーンスタインのマーラーの映像は泣ける。特に「復活」の最後の合唱と鐘の音は泣ける。伊東乾氏の「指揮者の仕事術」でバーンスタインは演奏者をまず虜にする作戦だったと書いてある。
フェドセーエフのベートーヴェン交響曲全集、ブラームス交響曲全集はライヴ感があって唸り声とかも入っていていい。
メンゲルベルクのベートーヴェン交響曲全集は第九の最後にテンポを落とすところが面白い。
ケンプのステレオ盤のベートーヴェンのピアノソナタは廉価だが凄くいい。
ヨッフムのブルックナー全集は、今ではブリリアントもEMIも値段が変わらないから、音質を考えればEMIだ、などと話す。
野菜のカレーとほうれん草のカレー、サモサと大豆の炭火焼、冬のカレースープ、サラダ、ナンとライスとビールで二五〇〇円。帰って通りすがりの猫に話しかける。

クラシック談義を種にベジタリアン料理を食べて猫と話す日



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