超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">雑談と時間感覚</span>

2011-02-18 12:36:48 | 無題

昨日は昼間はスヴェトラーノフ指揮の「復活」を聞きながら読書をして、夜は新宿に飲みに行った。
友人が 、アイフォンを買ったばかりで感動してこれで色々なことができると夢を膨らませていた。
特にユーチューブが手元で楽に見れる、とか楽器として使える機能があるなど狂喜乱舞していた。
新宿三丁目の海森2でオリオンビール生を飲み、沖縄料理を味わう。頼んだのはタコライスとラフティとコンビーフ野菜炒めとソーミンチャンプルー。二人分で代金は6300円。
友人が言うには、青山陽一さんは作詞も作曲も日本でも指折りのレベルの高さだ、あんなセンスの人は他にはいない、青山陽一さんはトラフィックとスティーリー・ダンの影響を受けたのか、俺も青山陽一さんみたいにロンサム・インベーダー・ツアーをしてみたい、各都道府県をツアーで回りたい、金沢のめろめろぽっちや名古屋の得三でライブがしたい、忌野清志郎のサラリーマンと言う曲は泣ける、アイフォンは本当にいいぞ、画像も手のひらで見れるし、楽器にもなるし、ブログも読めるし、アイポッドの代わりにもなるんだ、アイフォン自体はほぼ無料でその後のパケット代の契約で元を取っている、と言う。
自分が歌ったシベリウスのフィンランディアやジャズユニットのライブ映像も取り出せるようにしてある、何かあれば名刺代わりに他人に見せることができる、昔のポップスのプロモーション映像もたくさん記憶させた、と言う。いつもは現代医学に批判的で病院も行かない、薬も飲まない友人が、こんなに手放しに科学の進歩を喜んで享受していると何だか可笑しい。
そのあとヴェローチェという喫茶店に行って、キャラメル・ラテを飲んで話す。
友人は私と会うとゆったり飲み食いしてたっぷり喋っても時間が一時間半ぐらいしか経たない、不思議な現象だ、時空を捻じ曲げているのではないか、といつも言う。私と会ってくつろいで充実した時間を過ごせているという意味なら良いのだが、中々時間が経たないというのは良いのか悪いのか判らない。
青山陽一さんの月曜のバラッドと言う曲を思い出す。
「月曜日が来ると、突如街並みは変わって、帰り道を見失って、しばらく誰にも出会わず、飛ぶような時間は流れた」(名曲)
私も中古CD屋さんにいるときは没頭して仕事も忘れ悩みも忘れ、飛ぶように時間が流れる気がする。
時間感覚と言うのは相対的で伸び縮みするもののようだ。
 
飛ぶように時間が流れ街中で全てを忘れ歌を求める



コメント
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