超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・いちご畑

2024-05-16 00:03:05 | 自作俳句
夏空の漸く晴れて鷺も飛ぶ
白シャツの町を流れる薄暑かな
日傘差す光眩しく手に余り

空高く郭公の啼く日の始め
七色の町の花壇に夏の蝶
散歩道新樹の歌が聞こえけり

黄緑の紫陽花すでに顔を出し
薄桃に頬を染めたる薔薇咲けり
庭先に背筋を伸ばす芍薬や

枇杷の実も店に出はじめ誕生日
お昼頃いちご畑で待ち合わせ
通学路虞美人草も咲き始め

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