CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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奨武会記念碑 in 大倉山公園 on 2018-7-29

2018年08月02日 06時21分06秒 | 神戸情報
2018年7月29日、大倉山公園で奨武会記念碑の写真を撮りましたので紹介します。


上の写真はが昭和2年(1927)4月に建立された奨武会記念碑です。
裏面にも何かあるかも知れませんが確認しなかったので写真はありません。


上の写真は文章が読みづらいのでPaintShopで加工し少しは読みやすくしたが
それでも全文を解読するのは困難でありました。

そこで碑文の要旨を書くこととします。
明治27年(1894)の日清戦争の際、出征兵士とその家族の世話を目的に結成された
官製市民団体「神戸市奨武会」が23年に及ぶ活動を終えて政府の管掌の機関にその任務
が移管することにより大正5年(1915)11月に解散することになった。
かっての「神戸市奨武会」の活動を顕彰し記念するこを目的に建立された。

昭和2年(1927)4月に建立
建立の主催者の県知事 服部一三
文章を書いた水島銕也(神戸高商(現神戸大)の初代校長)
揮毫は後藤利彦

神戸新聞80周年記念出版「海鳴りやまず 第1部 神戸近代史の主役たち」のPage187に
神戸市奨武会に関して次のような記載があります。


「湊川新橋西手で県市が主催した祝捷(しゅくしょう)会に神戸市報国会3,200人、
神戸市奨武会2,500人、婦人会1,400人、その他宗教団体を含め数万人が気勢を
あげた。」


日清戦争に関して詳説 日本史図録 第2版 山川出版社(2008)Page224より
要点をピックアップしました。(下に添付)










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