CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

淀川長治の実家 料理貸席業 柳原の「淀川」

2018年08月24日 17時33分02秒 | 神戸情報
神戸生まれ、神戸育ちの映画評論家として有名な淀川長治の実家は柳原の花街で
料理貸席業 「淀川」を営んでいました。

「神兵豪商 湊の魁」という明治15年(1882)発行の商店紹介絵図に上述の
料理貸席業 「淀川」の名前が掲載されていましたので写真紹介します。


上の写真が兵庫柳原町の料理貸席業 「淀川」が同業者6軒と共に掲載されています。
柳原は天保年間(1830-1844)に佐比江新地にあった花街が移転し幕末期に
花街として繁栄していました。
右の利見藤兵衛の店頭の銅版画は無関係な絵なので無視してください。

料理貸席業では芸者置屋(検番)も兼ねた旧家でこの業界で3本の指に入る名家であった。


生家の住所は神戸市兵庫区西柳原町3-3になります。

Goo地図を添付しておきます。


西国街道沿いにあったことが判ります。

出典:明治の商店 開港・神戸のにぎわい 大国正美、楠本利夫著 (2017)Page110

上記書の表紙を添付しておきます。


淀川 長治(よどがわ ながはる)は、1909年(明治42年)4月10日、
 父 又七56歳 母 りゅう26歳との間に初めての男子として生まれました。

兄弟は姉が二人(富子 久恵)と、弟(敏治:自殺、晴雄:養子、登)が三人いる。

年少期に週3回(3館)、3本立てだったので9本/週のペースで映画を観ていた
このことが後の映画評論にも生かされています。


今日も中途半端な内容ですがアップします。




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