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神戸市兵庫区 豊国稲荷神社への訪問記 on 2022-4-5

2022年04月16日 05時11分44秒 | 神戸情報

2022年4月5日、神戸市兵庫区平野町字獺谷401-2にあった豊国稲荷神社の跡地と

新しく大山咋神社の境内に遷座された宮を訪問し、写真を撮ってきましたので

写真紹介します。

豊国稲荷神社は地元では豊国さんと親しまれています。

豊国稲荷神社の基本情報

住所:神戸市兵庫区山王町1丁目6-5 (大山咋神社) TEL:078-531-2707

御祭神:豊国大神(ほうこくたいしん=豊臣秀吉公)、豊受大神(とようけのおおかみ)
    稲倉魂大神(いなくらたまのおおかみ)

創建:不明であるが豊臣秀吉が没した慶長3年(1598)以降であることは確か

 

豊国稲荷神社の跡地

上の写真は2022年4月5日に撮影した豊国稲荷神社の跡地

跡地の住所表示の兵庫区平野町字獺谷(うそだに)の現在の表示は兵庫区湊山町となります。

豊国稲荷神社は明治まで兵庫城内に鎮座していました。明治に入ると、兵庫城があった

場所には初代の兵庫県庁が置かれることとなります。明治元年(1868)9月に県庁は

神戸地方裁判所がある中央区橘通に移転。さらにその6年後の明治6年(1873)5月には

現在の県庁、中央区下山手通の地に移されます。兵庫城内にあった豊国稲荷神社も、

県庁とともにその都度、移転を重ねますが、公的な役所の中に神社があるのはおかしい

のではないかということで、明治7年(1874)1月21日に兵庫県庁から兵庫区平野町字獺谷

の地に移されることとなります。

 以上の文は兵庫県神社庁神戸市支部編著「神戸の神社」(2000)Page90より引用

上の写真は豊国稲荷神社の鳥居

豊国稲荷神社が神戸市兵庫区平野町字獺谷401-2にあった頃の様子を下記ブログで

紹介されていますのでリンクさせていただきます。

 神戸・豊国稲荷神社。 - 神戸の空の下で。~街角の歴史発見~ (goo.ne.jp)

 

現在の豊国稲荷神社

上の写真は現在の豊国稲荷神社。大山咋神社の末社で6柱の内、左から2番目が豊国稲荷神社

となります。

6柱を全部記載すると、左より塞神社、豊国稲荷、春日神社、天照皇大神宮、金刀比羅神社

瑜侞神社となります。

上の写真は豊国稲荷神社の部分を撮ったものです。

上の写真は大山咋神社の拝殿の写真

大山咋神社については別にブログ記事を作成しようと思っています。

豊国稲荷神社の遷座

上の写真は現地に掲示してあった説明書きで平成28年(2016)10月4日に豊国稲荷神社の

御神体を大山咋神社末社に遷座した様子が写真と共に説明されています。

 

上の写真は平成28年(2016)10月4日の豊国稲荷神社の遷座の様子。

 

関連動画

神戸の山中に眠る「豊国稲荷神社」と廃墟群(兵庫区獺谷)

コメント
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