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神戸市埋蔵文化財センターの春季企画展「神戸でいちばん」観覧記 on 2022-4-24

2022年05月25日 04時07分29秒 | 神戸情報

2022年4月24日、神戸市埋蔵文化財センターで開催中の春季企画展「神戸でいちばん

を観覧してきましたのでその様子を写真紹介します。

サブタイトルは「くらべてみよう、遺構や遺物

 

会期は6月26日まで、開館は火~日 10:00~17:00です。

興味のある方は是非、足をお運びください。

 

上の2枚の写真は展示の遠景です。

展示の構成は下記のとおりです。

 Ⅰ.古い遺物

 Ⅱ.大きい遺物、小さい遺物

 Ⅲ.たくさんの遺物

 Ⅳ.遠くから来た遺物・不思議な遺物

 Ⅴ.大きな遺構

 Ⅵ.その他

 

Ⅰ.古い遺物

上の写真は古い遺物展示遠景

上の写真は約3万年~1万4千年前のナイフ形石器 菅野遺跡と桜ケ丘B地点遺跡よりの出土

上の写真は約2,700年前の弥生土器 本山遺跡からの出土

上の写真は約11,500年前の縄文土器の破片 雲井遺跡より出土

上の写真は新方遺跡から出土の鋳造鉄斧と雲井遺跡から出土のヤリガンナ 時代はいずれも弥生時代

上の写真は神戸で一番古い水田跡 弥生時代/戎町遺跡

上の写真は貨幣に関する展示と説明パネルで真ん中左が中国で生産され輸入された貨泉で

一番古い貨幣として展示(2枚目が拡大写真)。

兵庫津遺跡より出土で弥生時代の遺物(貨泉は中国新の時代(AD8~23年)から製造)

   

Ⅱ.大きい遺物、小さい遺物

 

上の写真は中央部が新方遺跡から出土の146Lの弥生土器と右手前の26mLの小さな壺

弥生時代のミニチュア土器(大開遺跡)

上の写真は説明パネル

上の写真は長さ5.4mの松の板材の展示と説明パネル

船に使用されていた板材を兵庫城の水路止材に使用したもの

上の写真は兵庫津遺跡の土錘(878g)とツリバリ(大きさ6cm)の展示と説明パネル

上の写真は白水瓢塚古墳から出土の円筒埴輪直径46cmと松本遺跡第4地点から出土の

高さ27cmの円筒埴輪の展示

上の2枚の写真は大きい子持勾玉(五色塚古墳から出土、長さ14cm)と小さい勾玉

(新方遺跡から出土、長さ1cm)の展示と説明パネル

 Ⅲ.たくさんの遺物

上の3枚の写真はたくさんの展示コーナー(右手)、玉類の展示と説明パネル

新方遺跡から出土の玉類は全部で約5,300点あったそうです。

上の2枚の写真は兵庫津遺跡から出土の寛永通宝と説明パネル

たくさん(83枚)つながって出土した。

上の写真は兵庫津遺跡から出土の土師器の展示と出土状況(室町時代)

 Ⅳ.遠くから来た遺物・不思議な遺物

上の写真は遠くから来た遺物の展示。下部の左から4つのヒスイ勾玉は白水瓢塚古墳からの

出土遺物で古墳時代、原産地は新潟県糸魚川。真ん中は小さなヒスイ勾玉は生田遺跡からの

出土遺物で縄文時代の作、新潟県糸魚川が原産のヒスイが使用されています。

右のコハク勾玉は白水瓢塚古墳からの出土遺物で古墳時代の作、岩手県久慈市産。

上部の左手から2つは小部北ノ谷遺跡から出土の黒曜石で縄文時代のものです。

右手は雲井遺跡からの出土の黒曜石。

黒曜石で原産地が解明されている例としては宇治川南遺跡から出土の黒曜石で大分県姫島産。

上の2枚の写真はヒスイ、コハク、黒曜石の説明パネル

上の2枚の写真は篠原遺跡から出土の縄文時代の土器で亀ヶ岡式土器と呼ばれる土器の展示と

説明パネル。遠くからきた遺物の例として展示。

上の2枚の写真は兵庫津遺跡から出土のベトナム土器壺(安土桃山時代)の展示と説明パネル

上の写真は不思議な遺物として天神町遺跡、縄文時代の異形部分磨製石器(別名トロトロ石器)

と宅原遺跡から出土の亀形石製品の展示と説明パネル

 Ⅴ.大きな遺構

上の写真は大きな遺構のコーナー全体

上の2枚の写真は墳丘長さ194mの五色塚古墳の展示と説明パネル

上の2枚の写真は大きな竪穴建物(11.5mΦ) 宅原遺跡の弥生時代の遺構に関する展示と説明パネル

上の2枚の写真は長さ13.3mの横穴式石室 高塚山古墳8号墳の展示と説明パネル

 Ⅵ.その他

 

 

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