CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

姫路市 好古園の庭園風景 on 2022-6-22

2022年07月05日 05時40分11秒 | 姫路市

本日は姫路城の西、約200mのところにある好古園への訪問記をお送りします(6月22日訪門)

6月29日(水)夕方10chの番組「ten」若一調査隊で好古園が紹介されていました。

この番組で紹介されていた写真は出典:1)と表示します。

姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」は、発掘調査で確認された武家屋敷跡などの遺構

を活かして、市制100周年を記念して、平成4年(1992)に造営された池泉回遊式の日本庭園です。

今年は開園20周年に当たります。

上の写真は好古園が開園して間もなくの頃(平成5年(1993))の航空写真

上の2枚の写真は最近の好古園=姫路城西御屋敷跡庭園 出典:1)

上の写真は江戸時代の地図上に好古園の位置を明示したもの 出典:1)

好古園が造営される前は国鉄宿舎、西税務署、営利所宿舎、西播米穀、乳児保育所などの建物がありました。(下の写真)

上の写真は昭和41年(1966)頃の姫路城西御屋敷跡

上の写真は昭和41年(1966)頃の姫路城西御屋敷跡 出典:1)

姫路好古園の基本情報

住所:姫路市本町68  TEL:079-289-4120

営業時間:9:00~17:00 (入園は16:30まで) 

休み:12月29日・30日の2日

入場料:310円 姫路城の入場料とのセットで1,050円

公式サイト:利用案内 - 姫路城西御屋敷跡庭園 好古園 (himeji-machishin.jp)

 

所在地のGoo地図を添付しておきます。 

 

次に好古園の庭を順番に紹介していきます。

上の2枚の写真は好古園の庭の全体像で屋敷の区割りを残し庭が配置されています。

出典:1)に追記したもの

番号を付けた順番に紹介していきます。

①御屋敷の庭

 

上の写真は好古園内の①御屋敷の庭の全体図です。

姫路藩主の下屋敷があったこの庭は、姫山原始林を借景とした池泉回遊式庭園です。

南側の大滝は深山幽谷の流れの趣にあふれ瀬戸内海をイメージした大池には錦鯉が彩を添えています。

上の写真は池を挟んで姫路城三の丸を臨む光景

上の写真は池のな中の岩。瀬戸内海の島を表現しているそうです。

上の写真は好古園内屋敷門で、左右は築地塀を復元したものです。

 

上の写真は築地塀を説明したもの。

上述の若一調査隊の番組では塀の種類として築地塀の他に練り壁、塗り壁があると解説されていました。

また、好古園では種々の映画の撮影場所として利用されているとの紹介もありました。

上の写真は2012年映画「るろうに剣心」の撮影の様子 出典:1)

上の3枚の写真は季節に映える景色 出典:1)

若一調査隊の番組で若一さんは徳川吉宗の時代、倹約令が発せられた状況下に、姫路城の城主

榊原政岑(さかきばらまさみね)が吉原で最も有名な遊女・高尾太夫を身請けしここに住まわせ

大問題となったエピソードを紹介されました。(下の2枚の写真)

6月22日に撮影した①御屋敷の庭の動画を添付しておきます。

姫路市 好古園の庭園風景 on 2022-6-22

好古園の庭(2) on 2022-6-22

②流れの平庭

上の写真は流れの平庭の現地説明板

写真を撮っていませんが、四阿(あずまや)の「流翠亭(りゅうすいてい)」が建っています。

上の2枚の写真は流れの平庭の内部光景。当日は酷暑の中、剪定作業が行われていました。

③夏木の庭

上の写真は夏木の庭の現地説明板

上の写真は夏木の庭の入り口

夏木(落葉樹)ばかりを配し、新緑から紅葉まで季節感あふれる庭園で四阿の「鷺望亭(ろぼうてい)」から姫路城の天守を臨めます。

上の写真は庭から観た姫路城の天守閣

上の写真は夏木の庭 出典:1)

④築山池泉の庭

上の写真は築山池泉の庭の現地説明板

上の写真は築山池泉の庭の中の茅葺き四阿「臨泉亭(りんせんてい)」

上の写真は築山池泉の庭から観た姫路城

⑤松の庭

上の2枚の写真は松の庭の光景

⑥苗の庭

江戸時代に栽培された園芸植物を育成する庭園です。

上の写真はハマオモト ヒガンバナ科

上の写真はコウホネ Nuphar Japonica スイレン科

⑦花の庭

当日、⑤松の庭で剪定作業で花の庭への通路が通行禁止になっていたため入園できず

上の写真は四季の花が楽しめる花の庭 出典:1)

上の写真は黒田官兵衛の祖父の黒田重隆が目薬「玲珠膏」を開発・販売して財をなしたと説明する若一さん 出典:1)

黒田重隆は目薬を広峯神社の御神符に添えて行商をして富をなした。

目薬の行商により各地の情報の収集や土木の技術の会得に役だったとのこと。

黒田重隆は姫路城の城主も勤めた。





上の3枚の写真は姫路市妻鹿の荒神社境内にある目薬の木と説明パネル。

⑧竹の庭

上の写真は竹の庭の庭園内説明図 15種類の竹類が植栽されています・

上の2枚の写真は植栽された竹と四阿の「聞竹亭(もんちくてい)」

⑨茶の庭

上の写真は茶室「双樹庵」の入り口と石碑 抹茶(500円)をいただけます。

裏千家15代家元が設計・監修し平成4年(1992)4月21日に竣工

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする