CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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揖保乃糸資料館 そうめんの里 訪問記 on 2023-4-19

2023年07月16日 03時34分07秒 | 神戸市以外の兵庫県
2023年4月19日に訪問したたつの市神岡町の「揖保乃糸資料館 そうめんの里」を写真紹介します。

揖保乃糸資料館 そうめんの里の基本情報
住所:たつの市神岡町奥村56番地 TEL:0791-65-9000
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日
入館料(2階) 大人300円 中・高校生200円 小人100円

所在地のGoo地図を添付しておきます。


上の写真は揖保乃糸資料館 そうめんの里の建物外観

上の写真は竣工記念碑 揖保乃糸資料館 そうめんの里 兵庫県手延素麺協同組合と
刻字されています。平成9年(1997)4月吉日に建立。題字は貝原俊民兵庫県知事の筆です。

上の写真は塩谷重喜翁(1923-2001)の銅像
塩谷重喜氏は兵庫県手延素麺協同組合理事長(1983~2001) を務められていました。
塩谷氏は2001年7月3日、糖尿病による臓器不全のため国立姫路病院で死去、79歳。 

上の写真は昔の素麺づくりで水車小屋で使用されていた石臼
兵庫県における素麺の生産は住吉川上流の灘目が最初で奈良県の三輪からそうめんの製法が
伝わったいたとの経緯があります。西播磨の人達が農閑期に出稼ぎに来て、帰郷後に
「灘目素麺」の製法で「播州素麺」をつくりはじめ発展していったようです。
大正時代には機械による大量生産で「播州素麺」は知名度を一気に上げた。
阪神・青木駅南側には「兵庫県における 素麺発祥の碑」があります。


上の2枚の写真は龍野地方の水車、石臼による製粉の製造法を説明したパネルと実物展示
現在は大手製粉会社より仕入れているとのこと。


遣唐使によって伝えられた素麺
日本の「そうめん」は遣唐使によって伝えられたとされています。
昔は宮中のおもてなし料理のひとつで七夕の日に食べると疫病にかからないと
いわれていたようです。遣唐使の航路について説明パネルがありました。
説明パネルに次の記述がありました「遣唐使船の航路 暖流と夏の風にのって朝鮮半島沿いに
行く「北路」が最も安全な航路でした。後期になると日本と新羅との関係が悪化したため、
海流と風の流れを無視した「南路」がとられ、たくさんの船が遭難するようになりました。
上の写真は遣唐使船の模型などの展示
上の写真は遣唐使船が「唐から持ち帰ったもの」の説明パネル

宮中のごちそう
上の写真は宮中のごちそうに関する説明パネル

手延べ素麺とは
上の写真は「手延べそうめんとは」の説明パネル

明治の頃の素麺づくり



上の写真は「明治の頃の素麺づくり」の説明パネル

古代の素麺

上の写真は「古代の素麺」の説明パネル

中世の素麺


上の2枚の写真は「中世の素麺」の説明パネルと点心膳の再現展示

近世の素麺

上の2枚の写真は「近世の素麺」の説明パネル

コメント
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