CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

奈良市 山上八幡神社への訪問記 on 2017-12-28

2023年07月27日 03時55分54秒 | 奈良情報
2017年12月28日、佐紀古墳群の中にある山上八幡神社を訪問していますので写真紹介します。
下記の記事を書くために称徳天皇(孝謙天皇)の墓所を調べていた時に山上八幡神社の
写真が見つかったので忘れないうちにブログを作成しよう思った次第です。
山上八幡神社は称徳天皇(孝謙天皇)の陵に隣接した場所にあります。

山上八幡神社の基本情報
住所:奈良市山稜町御陵前326番地
御祭神:天照皇大神、天照大御神
    八幡大明神、誉田別命(応神天皇) 
    春日大明神、天児屋根命(アメノコヤネ) 
創建:不詳だが天正4年(1576年)より以前 

所在地のGoo地図を添付しておきます。
 

上の写真は山上八幡神社の正面入口からの遠景 撮影:2017-12-28

拝殿


本殿

奉納絵馬












絵馬について下記ブログで解説されていますのでリンクさせていただきました。

由緒書き
上の写真は由緒書きです。判読しにくいのでそのまま転記しておきます。  「正確な創建年は不明ですが、佐紀町の川辺家所蔵の古文書写しによると、天正4年(1576年)に大職冠鎌足公の末裔にあたる超昇寺兵部小輔氏が息子弘盛と共に一家の安栄を祈るために奉納された祈願文が伝わっており、当社が超昇寺氏の厚い信仰を受けていたことがわかります。
社殿に向かって左後方の杉は天正19年(1591年)に豊臣秀吉公が三韓征伐(朝鮮出兵)の際、その成功を祈り手植えした由緒ある神木があります。

周辺地図
上の写真は現地案内版の地図


上の2枚の写真はGoogle地図です八幡神社と表記 佐紀高塚古墳(称徳・孝謙天皇陵)の東にあります。

第11代垂仁天皇皇后の日葉酢媛命の陵に治定とされている佐紀陵山古墳の南側でもあります。
元禄修陵の文書 『元禄十丁丑年山陵記録』 には、 奈良奉行所からの廻状に対して添下郡西畑村・超昇寺村などの村役人が、 佐紀陵山古墳を字 「御陵山」 と記して 「神功皇后御陵」 と答えている。
江戸時代にはこの古墳を神功皇后陵としていました。

4世紀中盤から後半にかけては第13代成務天皇陵とされる佐紀石塚山古墳や第14代仲哀天皇の
皇后の神功皇后陵とされる五社神古墳などがある佐紀古墳群へと中心部が移り、5世紀には
大阪平野の百舌鳥古墳群や古市古墳群へと移動していったと考えられています。

上の写真は巨大古墳の分布変遷図 地図は当時の地形を反映しています。
 出典:歴史人 別冊 合本古代史の謎 KKベストセラーズ(2014)Page96
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする