カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

奥鬼怒温泉で雪あそび

2014-01-15 | タビのこと

2014.1.12(日)~13(月・祝) 

第三回”秘湯に泊まろうちゅーりずむ企画”は奥鬼怒温泉の旅となりました。
第一回第二回はこちら)


さて、今回目指す日光国立公園・奥鬼怒温泉郷といえば”日光澤温泉”が有名ですね。
通常の山のぼらーなら遊歩道をスノーシュー等で歩いて行く方が多いと思いますが私達は歩きません・笑

理由はなにしろ日光エリアは我が家からはるか遠いということ!
女夫淵駐車場に着けるのが最高に早くて12時、家からなんと片道6時間!
歩いて行くのでは宿につけるのが15時頃、温泉にゆっくり入りたいし・・・と悩んだ結果、
今回は送迎つきにしたのでした。


 
浅草駅から鬼怒川温泉駅の間にいくつかの山々が見え、どれも白く輝いてとても綺麗でワクワク。
鬼怒川温泉駅から市営バスに乗り換え1時間30分、駅前は雪がなかったのにどんどん景色が変わっていき・・・


 
さらっさらのパウダースノーと頬を刺す冷たい空気、静かな山あいの村は秘湯ムードいっぱいです。
家を出てから6時間、やっと女夫淵駐車場に到着し宿のバスに乗り換えました。


 
 
今宵の宿に到着するころには辺り一面雪雪雪!
秘湯を守る会の宿「八丁湯」は昔ながらの風情を残しつつ、ログハウス部屋もある広い敷地の宿。
早い時間からチェックインさせてくれるのがありがたい、早速部屋に荷物を下ろし散策に出かけます。



この日はとても天気が良く(我々にはめずらしく)青空一杯の気持ちの良い日、夜の星空撮影に期待が高まります。



加仁湯から先は車も通りません。きゅっきゅっと踏みしめる音も心地よくのんびりお散歩。



川には美味しそうなホイップクリームやホワイトマッシュルームがいっぱい!




そこここにふわっと自然のドライフラワーが落ちていました。


 
宿から15分ほどで「日光澤温泉」につきました。
ここの有名なワンちゃん達に会いに来たのですが、事前情報通り午後のこの時間はおもてにいませんでした。



宿泊客じゃないししょうがないね、次回のお楽しみ~ということで鬼怒沼方面もちょっと覗いてみることに。
急斜面を登ると温泉神社があり、先へ進むと・・・・




わんわんわん!!!すごい勢いで吠えられたと思ったら、眼下に会いたかったわんちゃんたちが♪
宿の裏で休憩していたんですね。とってもおりこうさん!しっかり吠えられました(^^♪



トレース頼りに進んでいくと、八丁の湯からちょっとの距離なのに急に雪深くてビックリ。
滝を探して歩き始めましたが、宿から手ぶらで来ていたのでワカンもなく埋まる埋まる・・・
GPSで見るとまだまだ先のようなので、装備も時間もないので早々に撤収。


 
その後はお馴染みソリ遊び!今季初なのでおおはしゃぎ!


 
宿の玄関先に”ソリ山”を作ってくれてあったのでそれを利用して思う存分滑ります。
思いがけず新しいソリ(宿の貸し出し)を手に入れた我らに新しい技が生まれたり、
距離レースに発展して、ソチ五輪直前の鬼コーチさながらの特訓あったりと、
そこまで本気になるか?くらい遊びに全力を注ぐのがちゅーりずむ流。腹筋が痛くなるほど笑った~



まるで日が暮れるまで夢中で遊ぶ子供のようでした。



 
さてほどよく汗をかいたあとは温泉へ。源泉ゴンゴンかけ流しのお湯は柔らかくてとっても気持ちがよかったです。
雪見風呂を楽しんだ後は広間でお食事。その後はいつものように部屋で延々と宴会は続きました。

本当は初めての星空撮影に挑戦しようと新しく三脚も買ったり準備して担いできたのですが、
夕方から雪が舞い始めて止むどころか深々と降り続き撮影どころでなく・・・残念。




翌朝、起きてみればベランダの外は一面にごり酒カラー。
夜中にだいぶ積もったようで、昨日遊んだソリトレースは跡形もなくなっていました。

ちなみに今回持参したこの「雪っこ」というお酒はダンナ様の故郷岩手県(陸前高田市)の活性原酒。
(活性原酒とは酵母や酵素が生きたままの原酒のこと)
冬期限定酒で毎年10月から4月までの販売で、とにかく美味しくて度数が高いのですぐ酔えます。
どこかで見かけた際は復興支援も兼ねて是非飲んでみてくださいね~。




雪深い地域だとは解っていましたが、この奥、尾瀬沼地区の雪深さ、暮らしの大変さは相当なものなんだろうな・・・
以前教わったけどやはり訪れてみて実感としてわかりました。
今回は行けなかったあの先の風景を見に、新緑の頃再訪したいと思いました。


そして何より良かったのは、今回は嵐も起きず何事もなく家まで帰れたこと
今年からはハプニングのないちゅーりずむツアーになるはずだ!と確信したのでした(たぶん・・・)。


おしまい。



【交通】往路:浅草駅8:00→(スペーシア)鬼怒川温泉駅9:59 市営バス10:15→女夫淵駐車場11:50 送迎バス約30分 八丁の湯
    復路:宿9:00→女夫淵駐車場9:50→鬼怒川温泉駅11:25 12:15(スペーシア)→浅草駅14:15