チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

クララが焼却したロベルト・シューマン「ロマンス」とホリガー「ロマンセンドレス」

2014-06-02 18:35:48 | 音楽史の疑問

オーボエ奏者であり作曲家でもあるハインツ・ホリガー(Heinz Holliger, 1939-)の初来日がいつだったのかをネットで調べる過程でホリガー氏が「ロマンセンドレス」(Romancendres)という曲を書いていることがわかりました。



ネット記事を要約すると
「ロベルト・シューマンが1853年に書いた「ロマンス」(Romances for cello and piano)の中にブラームスとのあるまじき仲が暗示されていることを恐れたのか、クララは自分が亡くなる3年前(1893年)に楽譜を焼いてしまい幻の作品になった。しかもこのことをブラームスは知っていた。」
ホリガー氏がこれにショックを受けて書いた曲がその「ロマンセンドレス」なんだそうです。確かにちょっとショック。。

(ソース)ザ・フェニックスホールさんのウェブページ
phoenixhall.jp/newslist/3/ハインツ・ホリガー インタビュー

この曲のCD(ECM NEW SERIES 2055)、聴いてみたいです。

CDの紹介ページ(英語)
www.musicweb-international.com/classrev/2009/July09/CSchumann_ecm2055.htm