チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

ヘレン・トローベル(Helen Traubel)とレイモン・ガロワ=モンブラン(Raymond Gallois-Montbrun)来日 1952年

2014-06-13 23:25:30 | 来日した演奏家

1952年には日本との友好関係に寄与した2人のアーティストが来日しています。

 

1.アメリカの有名なワーグナー歌手ヘレン・トローベル(1899-1972)。ピアノはコンラード・V・ボス(Coenraad Valentijn Bos, 1875–1955)。

↑衣刀政章氏撮影。帝国劇場。

 

↑吉川秀二氏撮影。リサイタル第二夜 日比谷公会堂にて。

彼女はバラ作りの名人でもあったそうです。(←これ誤りのため訂正:米国のバラ作りの名手として世界的に有名だった「スウィフト博士」がトローベルの歌を聴いて感激し、丹精したバラに彼女の名前をつけて1952年度世界バラ大会に出品したところ優勝したということでした。『レコード芸術』創刊第2号より。すみませんでした~) いまや「ヘレン・トローベル」はバラの名前として有名です。日米友好の証のバラ!

 

2.レイモン・ガロワ=モンブラン(1918-1994)、フランスのヴァイオリニスト&作曲家。

大竹省二氏撮影。1952年来日時の写真です。(もっときれいな場所で撮ってあげればいいのに)

Wikipediaによると、翌1953年にも再び来日しており、しかも1954年には「日本交響曲Symphonie japonaise」を作曲しています。

日本のことを気に入ってくださりありがとうございます!

追記:この交響曲は1954年に皇太子殿下(いまの天皇陛下)に献呈されたそうです。