チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、コンヴィチュニーと初来日(1961年)

2014-12-22 22:32:52 | 来日した演奏家

1961年、ヨーロッパ最古の民間オーケストラであるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の102名が指揮者フランツ・コンヴィチュニー(Franz Konwitschny, 1901-1962)と初来日しました。大阪フェスティバルホール、日比谷公会堂でベートーヴェン交響曲全曲演奏を行ったそうです。

 

特に指揮者コンヴィチュニーはこの翌年に亡くなったこともあり、結果的に大変貴重な来日演奏会になったようです。

 

ベートーヴェンの交響曲の他、「皇帝」、ギュンター・コハン(Günter Kochan,1930-2009)のピアノ協奏曲Op. 16 等が演奏されました。

ディーター・ツェヒリン(Dieter Zechlin, 1926-2012)。彼の演奏によるコハンの協奏曲がYouTubeで聴けます。

 

↑ コンサート・マスターのゲルハルト・ボッセ(Gerhard Bosse, 1922-2012)


以下、真面目そうな楽器奏者の写真です。これらの風貌とアンサンブルの美しさで伝統の息吹きを日本の聴衆の心に深く刻み込んだということです。

(メンバーの名前は分かり次第書き込んでいきます。)

。。。まさに旧「東ドイツ」って感じ!? (『アサヒグラフ』1961年5月5日号より)