チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

着物姿のバレリーナ、アンナ・パヴロワ(1923年頃)

2016-09-26 19:24:54 | バレエ

大正末期の娯楽雑誌「苦楽」創刊号の表紙です。1924年(大正13年)1月1日号。


↑ 1977年の復刻版。

この雑誌のグラビアにロシアの名バレリーナ、アンナ・パヴロワ(Anna Pavlova, 1881-1931)の着物姿が掲載されていて驚きました。



「まさか日本の真似はしまいと思っていたら、アメリカへ行ったパヴロワ夫人は矢張りこの醜躰を演じつつある。彼女も一個の旅芸人にすぎなかった....と編輯子は大いに憤慨している。」とお怒りのようですが、自分は歴史的バレリーナの着物姿がうれしかったです。カッコ悪いと思ったらきっと着ません。

Wikipediaによるとアンナ・パヴロワは1922年に来日し8都市で公演したそうですね。その来日がこの着物姿に繋がっているに違いありません。

しかし、そもそも、この人は本当にアンナ・パヴロワ?