ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.4.4 旅は10日目 アリベデルチ・ローマ!帰国の途へ

2024-04-05 01:52:50 | 

 昨夜は、パッキングをほぼ済ませ、入浴してベッドに入ったのは日付が変わる間近。今回の旅で一番夜更かしだったようだ。
 今朝のスケジュールは6時モーニングコール、6時45分荷物出し、7時45分集合、8時出発だ。
 それより10分ほど前にスマホアラームをかけてすんなり起きる。夫は明け方目覚めたようだったが、私は気づきながらもしつこくベッドに。

 結局、アラームより前に起きて身支度をし、荷物を出したらポーターさんがまるで見ていたかのようなタイミングでピックアップしてくれてレストランへ向かう。
 今朝は夫の同郷Nさんと同じテーブルで、昨日とほぼ変わらない朝食を終える。部屋に戻り、お手洗いを済ませたらチェックアウトしていざ出発。

 関空へ向かうWさんご夫妻は1時間前に出発済みということで、55人乗りのバスに乗っているのは私達10人+ガイドさん、アシスタントさんのみ。なんだかがらんとしている。

 ローマ、レオナルド・ダ・ヴィンチ空港までは小一時間もかからない。テルミニ駅から電車だと20分というから便利である。フォロ・ロマーノやコロッセオを見ながら、アリベデルチ、ローマである。また来ることがあるだろうか。

 空港に到着。ポーターさんが荷物を運んでくれてチェックイン。パリ・シャルル・ド・ゴール空港までは国内線扱いだ。11時35分のフライトの予定が1時間遅れ。ゲートもなかなか決まらず状態だった。
 何も買い物をしていなかったので、お土産を調達し、あとはカフェでお茶をして時間調整。母にMeet通話をすると、無事に繋がった。デイサービスから帰ってきたところ、とのことで、ちゃんと元気な姿を見せたら安心した模様。良かった。

 パリでの乗り継ぎ時間が当初6時間半もあり、一体どうするものやらと思っていたら、パリ市内まではいけないけれど、近くのショッピングセンターにお連れします、とのことだった。それは有難い。利用便は変わらないのだが、夏時間に変わった関係でこんなにも時間が空いてしまったようだ。とはいえ、乗り継ぎ時間があまりにタイトで乗り過ごすよりはよいだろう。

 1時間遅れで搭乗機は無事離陸する。機内では軽いサンドイッチとジュースを頂けて小腹を満たせた。窓側の席で、地中海の島々や真っ白なモンブラン等アルプス山脈を見ることが叶った。美しかった。美しい緑のキルトのようなフランスの土地が見えてきたら、いよいよ着陸だ。

 メキシコへの乗り継ぎ便の方がいるようで、その方たちを先に通す。いやはや南米までとは大変な旅だ。空港に降りたら、荷物をピックアップして、お迎えのバスに乗り込む。ショッピングセンターまでは10分ほど。
 風が強いが、暖かい。草花も咲いていて、春だなぁという感じだ。

 ショッピングセンターでは1時間ちょっとの自由時間。夫の職場のお土産等も調達し、残り時間は結局またお茶。あまり食べ過ぎると、ラウンジや機内での食事が摂れなくなるので、私はショコラ・ショーで水分と糖分補給。

 再びバスに乗って空港に戻る。フライトまでは3時間だ。そこからチェックイン、出国、厳重であちこちでピーピー鳴り続けるセキュリティチェックを終えたらもうヘロヘロ。
 ようやくラウンジにたどり着いて、少しほっとしながら記事を書いている。

 あと1時間ちょっとしたら搭乗だ。帰りは航路が若干異なり、13時間のフライトとのこと。
 とにもかくにも、直前まで本当に行けるのだろうかと思った9泊11日の旅、保険では“中途離脱”までオプションで付けたのだけれど、抗生剤を飲むこともなく、熱も出さず、無事に帰国することが叶いそうだ。有難いことである。

コメント (2)
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