ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.4.21 フェスゴ3回目+ドセタキセル2回目(8割減量1回目)+ジーラスタボディポッド2回目11日後のこと 2か月ぶりにドツレク練習再開

2024-04-21 23:15:07 | 合唱

 昨夜もブログアップ後に入浴し、手足のケアを済ませてからベッドに入った。
 今朝、まだ寝ていても良いのに6時に目が覚めてしまう。諦め悪く寝直そうと思ったけれどうまくいかない。ドツレク合唱団運営事務局から送られてきた1989年サヴァリッシュ指揮、N響演奏、芸大合唱団の演奏動画をフルで視聴した。1989年といえば社会人になって5年目、バブル真っ盛り。学生さんたちのヘアスタイル等を見つつ、昔はこうだったなぁ~なんて余計なことまで考えてしまった。

 窓の外のお天気はぱっとしないが、時折日差しがある。今日は洗濯をしないと!とノロノロ起きたら、夫が既に起きていた。タオル等を使ってもらい、パジャマも回収して洗濯スタート。
 朝食後、夫と一緒に洗濯物を干す。ぎりぎりまで迷っていたけれど、お腹もとりあえず下痢ではないし、思い切ってドツレクの練習に出ることにした。ただ、昨日、駅まで往復しただけの疲労が酷かったので、体操と発声からフルでの参加はきついのでは、と合唱練習開始に間に合うギリギリの時間に到着することにした。
 朝が遅かったし、出かける間際にお腹に入れて車中でお腹を壊すのは怖いので、お昼は抜きに。予定した特急に乗る。夫が見送ってくれた。

 予定通り合唱練習の10分前に会場に入る。今日は昨年9月から体調を崩しておられたY先生の復帰第一日目の練習だ。いきなり2時間というわけにはいかないので、恐らく短い時間で、とのことだった。
 RちゃんとLINEで連絡を取りつつ、先に到着して席を確保してくださっている旨を知る。発声に引き続き15分ほどM氏の練習をしていると、Y先生が到着される。
 自然発生的に皆から拍手が湧き、全員が立ち上がる。今日はいつにもまして大勢の参加者で、室内はかなり低めの温度設定で空調が廻っているが、熱気でむんむんとする。

 先生はお茶目に「お久しぶりです。(私のこと)覚えていますか」と仰る。一時は召しあがれないこともあり、8キロもお痩せになったと伺っていたが、確かに普段から痩身でおられるのにより細くなられた印象。最初は声に少し張りがなかったように感じたが、練習が進むにつれてどんどんエネルギッシュになってきて驚いた。音楽のチカラ、恐るべしである。

 今日は第1曲の出だしから、男声、アルト、ソプラノと分けてお互いの音を聴きながら5度、オクターブが完全に響き合うまで練習を重ねる。最初が肝心なのである。主題のワンフレーズに1時間以上を費やされた。
 一部の練習どころか、ノンストップで1時間半。合唱団の方が息切れをする始末で、5分ほど休みましょうか、と仰り、その後も15分、今日練習したところを通しで60数小節まで。たっぷり1時間45分の練習をしてくださった。92歳、病み上がりとは思えず、参加者がエネルギーを頂いているのが判る。私も間違いなくその一人である。終了時もお見送りに全員が拍手。

 急いで椅子を片付け、撤収。外に出ると雨がポツポツと降り出していた。先日から晴雨兼用傘を持って外出しているので助かった。折り畳み傘より断然便利だ。
 マスクを取ってRちゃんと最寄り駅まであれこれお喋りしながら歩く。電車に乗って座ると、Nちゃんが合流。2人はそれぞれ次の予定があるようだ。私はライナーを予約しているため、駅ナカで別れる。

 久しぶりに一人で都心まで来たが、足の裏は痛いし、練習でかなり疲れている。人混みを上手くすり抜けるのがなかなか大変である。どうしても買い求める必要があったものを百貨店でようやく購入出来てほっとする。夫は人と会う約束があったため、連絡しても既読になるかどうか半信半疑でLINEをしたら、ミーティングが思ったより早く済んだそうで、帰宅済みだった。

 百貨店でウインドウショッピングをする元気もない。ライナーの予約時間まで45分ほどある。ずっと歩き回るのは体力的に無理だし、お昼抜きでガス欠、お腹の調子が怖くて水分も摂っていなかったので喉もカラカラ。ティールームはどこも混んでいて、やむなく駅ナカのファストフードカフェでケーキセットを頂いて時間調整。
 夫にご機嫌伺いで、お土産のリクエストを訊き、好物のおはぎ等を人気店で並んで購入した後、時間ギリギリにベーカリーでクロワッサン等を買ったら、パリとほぼ同じ値段だった。

 ライナーに座ると、隣の席にも人が来て、ちょっとがっかり。荷物を抱えてあれこれLINE連絡をしていると、あっという間に最寄り駅に到着した。夫は、迎えに行くよ、とのことだったが、雨ならタクシーで帰ると応答すると、出かける時に降り出したというので、そのままタクシー乗り場へ。
 最初はポツポツだったが、到着するタイミングでは結構な降りになっていたので、歩いていたら大変だった。助かった。

 帰宅後は、草臥れてリビングに横になる。夫は洗濯物も畳んでくれていたので、収納だけ済ませ、用意してくれた夕食を有難く頂く。
 食後は母にMeet通話。息子から送られてきた写真を転送してあげたら、ちゃんとLINEが既読になった。進歩だ。今日は近くのドラッグストアまで出ただけだそうだが、明後日にデイサービスでイベントがあって誘われたので、明日明後日と二連荘だそう。行くところがあることは佳き事である。今週末久しぶりにランチを一緒に摂ることにしたので(旅のお土産もまだ渡せていない。)、その打ち合わせもして通話を切った。

 ハネムーン中の息子からはLINEで旅の写真が送られてきていた。羽田から13時間ほどのフライトでイスタンブール着、トランジットのアテネで荷物のピックアップ、ここで数時間ある乗り継ぎ時間にお昼を摂って(やはり物価の高さに驚いていた。)最初の宿泊地・サントリーニ島に到着したのは羽田を立ってから24時間後のこと。いやはや大変な長旅である。若いってすごい。
 荷物は紛失せず回収出来たものの、スーツケースのハンドルが破損するというトラブルもあった模様。それでも部屋からの眺望が素晴らしいホテルにチェックインして、お嫁ちゃんはご機嫌のようだ。何より。

 ということで、今日は久しぶりに家族以外の人たちに会って話をすることが出来た。本当に活動レベルも筋肉も落ちていてトホホである。次回は6割投与に出来ると良いのだけれど・・・。
コメント
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