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日記(12.22)

2022-12-22 09:36:06 | 日常
12月22日 (木曜日) 冬至   ②

前の日記で新津先生の事を
思い出し資料を読み返してみた。
最後のページにクラーク氏の言葉の事が・・
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W.S.Clarkの "Boys, be ambitious." その心は
(明治9~10年、札幌農学校教頭)                             


動物と違って、人間には将来の発展を求める心=未来心→夢があります。
 ウイリアム・スミス・クラーク(1826~1886)の
 「少年よ、大志を抱け」は、私の少年時代には有名で、
  よく聴かされた言葉でした。
 近頃の世相は、平和の下、危機感がないので、
 暖衣→飽食→拝金→遊興的→軟弱になり、
 こんな目的意識を明確にした言葉は忘れ去られたようです。
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 クラークが北海道開拓使節に招かれて、
 札幌農学校で教鞭をとったのは、たった9か月でしたが、
 彼のキリスト教的で実践的な農学の学風は長く続き、
 ここから新渡戸稲造、内村鑑三、宮部金吾、志賀重昂など、多くの人材を出しています。
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 昨今、いじめ問題で大騒ぎですが、
「不法に対する力による抵抗は正義」なのに、
 近頃の子供は少子→過保護から、反発力、覇気を失っているようです。
 前のページで述べた英首相ディズレリーは、
 ユダヤ人の子供で、学校でいつもいじめられた…。
 そこで彼はボクシング・ジムに通ってアッパーカット法を身につけて立ち向かった…。
 以後、彼に手出しをする者は全くいなくなったといいます。
 書経に「備えあれば憂いなし」…と。
 さて、大志完遂にはどうしたらよいか、誰にも分かるように、
 連鎖式の8項目に分けますと上の図のようになります。
 この実践こそが、あなたの人生を決める「生きる力」です。
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★幼児から児童に変化するころはサーカスの空中ブランコの一員になるのが夢であった。
木下サーカスを見て少し夢はあった・・
非常に引っ込み思案の自分に変化があったのは5年生。弱っちくてだらしない自分に
勇気をもって頑張ろうと一人で心に誓った覚えがある。
そして体操運動部で何とか頑張ってきたが、多くの技量を持った同時代の関東大会。
素質という意味を体と目で実体験した。
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★この年になって10代以降のころを思い返しながら自分は明確な夢を持っていたのか?疑問だ。
 その時、その時の状況に合わせて只々着いていくのがやっとだった様に思う。
 高校のころは仲間の何人かは明確な目標を持って学業に懸命であった。
 鉄道学校に、ボクシングに、政治の道に、自営の家業を継ぐ・・等々
 うらやましかった。全く自分にないものを持っている。
 私は当時、時流の電気関連会社に入ればと親が言うので・・
 不安もあったが気持ちは半分あきらめの境地で就職・・
 皆、夢を持ったところで希望の道に歩んだであろうか?
 ふと、皆の顔が浮かぶ!
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日記(12.21)

2022-12-22 08:51:41 | 日常
12月22日 (木曜日) 天気崩れる。朝は雨降り 
新聞コラムに寺田寅彦氏の事が・・
「○を押さえると△があばれだす。」
「天然の設計による平衡を乱す前には、よほどよく考えてかからないと危険なものである」。

 90年近く前の寺田寅彦の随筆である。
 複雑系科学の先駆者はハエの撲滅運動がもたらすリスクについて警鐘を鳴らした。
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▲地球上の生き物は「食うか食われるか」だけではない共生関係にある。
 「ただ一種の小動物だけでも、
  その影響の及ぶところははかり知られぬ無辺の幅員をもっているであろう」。

  寺田の推察は現代科学の成果と重なる。
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▲今の世界は生物にとって第6の大量絶滅期になる可能性があるという。
 恐竜絶滅の原因は小惑星の衝突による気候変動とされる。
 それとは対照的に人間の営みが危機をもたらしていることに深刻さがある
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▲国連生物多様性条約締約国会議(COP15)で
 2030年までに生態系の保全区域を「陸と海の30%」以上に拡大することが合意された。
 多様性の損失が気候変動と同様に人類の将来を脅かすという共通認識が広まってきた結果である。
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▲政府も国立公園や里山、干潟など保護地域の拡張を進める方針だ。
 国際社会の意識がさらに高まれば、脱炭素同様にこれまでの政策や経済活動、
 生活の見直しを迫られることにもつながるだろう。
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▲例えば、沖縄・辺野古の大浦湾には世界自然遺産の知床を上回る5000以上の種が生息し、
 絶滅危惧種も多い。多様性の宝庫だ。
米軍基地移転に伴う埋め立て工事を続けても
 保護は可能なのか。新たな視点から再評価することも必要ではないか。
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これ以降 メモ;
寺田寅彦氏の事を佐藤氏が書いている。24ページの論文を打ち出して
読んでみた。面白い!
現役会社員当時、顧問の環境工学博士、新津先生が話してくれた内容と同期していた。

サイズの生物学 一 一生に打つ心拍数はみな閉じ
犬や猫の寿命は短い。ハムスターやマウスの寿命はもっと短い方ゾウやカバの寿命
はずいぶんと長い。
サイズが大きい(体重が重い)動物ほどその寿命が長いことは経験的
に知られていた。
その関係を調べあげ、横軸を体重W、縦軸を寿命Tとして両対数グラフ
にプロットしたのが図 である。
データは直線上によく並び、その直線の傾きから、
寿命Tは体重Wの0.2乗に比例するという「べき則」が成り立つことが分かる。

なおこのべき則
から著しく外れているのは現代人である。
体重 60Kgの人にこの関係を当てはめると、
(動物としての)ヒトの寿命は 26年ほどになる。
一方現代日本人の寿命は女性 82年、
男性で 76年ほどもあり、とれは数値だけで比較すればゾウの寿命に匹敵する。
寿命と体重の関係
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図 ; 寿命と体重の関係
体重の小さい動物ほど短命で、体重の大きい動物ほど長命である。
 体重を横軸、寿命を縦軸にとってその関係を両対数グラフにフ口ッ卜すると、
 傾きが1/4の直線で近似できることが分かる O 本川達雄
 『人聞大学・生物のデザイン.]NHK出版 (1 9 9 5) の図を元に作成。
  21 人の心拍数は安静状態で毎分 60ほどである。
  小動物をペットにしている人は気づいたかも知れないが、
  小動物の心臓はかなり早く打っている。人がドッキンドッキンならば
  子猫はトクトクトクという感じである。動物園の飼育係でもないと経験できないことだが、
  ゾウの心臓はとてもゆっくりと打っている。
  動物の体重と心拍の間隔(心周期)を調べ、
それを両対数グラフにプロットしたのが下図 である。このグラフから、動物の心周期Pと
体重Wとの聞にはやはりべき法則が成り立ち、 PはWの0.25乗に比例することが分かる

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