音楽の喜び フルートとともに

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滑り止め

2017-04-13 21:47:00 | 楽器
土曜日にI先生のマスタークラスに行ったら、先生のフルートの右親指の当たるところにコルクが貼ってあるのを見つけました。
他にもマウスピースの顎が当たるところにも貼ってあります。

実は初めから見てはいましたが、先生のレッスンを受けているうちに質の違いがいろいろわかってきて、もっと自分をそこに近づけたいと思い、ようやくそこに思い至ったと言う感じです。

パウエルの10Kボディは、銀のフルートに比べて重いです。
それにさらに重い14Kの頭部管をつけているので、非力な私にとってはかなり重いです。普通のスピードの時はカバーして吹けていますが、タファネルの魔弾の射手のスケール、アルペジオの嵐になると、最低音のC C#などが時々薄くなってしまいます。
これは、速く動くせいで3点支持が崩れているせいかも。

早速帰って、家にあるもので滑らないもの…探したらありました!


100均の滑り止めマット。
あごと、人差し指の後ろにも貼って試してみたら、
効果は絶大!
タンギングも楽器が動かないので、定まった感じがします。

しかし、親指はいいけれど、あごの皮膚がボコボコしたマットに当たって痛いです。

で、今日、100均に走りました。
コルクはありましたが、キメが粗く、擦るとモロモロしそう。
それにメイクして吹くとファンデや口紅がつきそうです。
シリコンはよさそうですが、貼れるような薄いものを見つけることができませんでした。
どうしようか?
と、思っていたら目に入ったのがこれ。

薄くて、滑り止め力は高そう。
だめだったら、剥がせばいいか。

さて、アゴが当たるところにつけてみました。爪楊枝で伸ばしてみましたが、楊枝にくっついてきて平らにするのはとても難しいです。
平均にムラなく塗れないかと、何度も出しては拭き取りしましたが、とてもできそうにないです。

楊枝でドットか、模様にしようかと思いましたが、やっぱり楊枝を離すとくっついてクリームのツノツノのような感じになってしまいます。

思い切って、伸ばして、すこし乾いたら楊枝で削って形を整えることにしました。
これは、思ったよりうまくいきました。

思いついて、彫刻のあるフルートを真似て模様を入れてみました。

左手の当たりは、

天使の羽根…なんちゃって。
乾くのに、5時間。
しまった!練習できない。

大丈夫、安心して下さい。
こんな時のために、10K頭部管と合わせたよう銀ボディのセカンドフルートくんが、います。

セカンドくんを吹いてわかったことは、軽いので、貼ったりしなくても充分楽器を安定させることができるということ。

それでも右手親指は、滑らない方がやりやすいので、マスキングテープを貼ったら、充分でした。

シリコン樹脂は、指やアゴの油や、擦れにどこまで強いか、まだ未知なので、せっかくしましたが、また剥がすかもしれません。
皆さんは早まって真似しないように(^_−)−☆