夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

オハイオ滞在記〈その8〉

2005年09月14日 | ほぼ非映画(旅行)
“HOOTERS(フーターズ)”のメニューはこれぞアメリカ。
超有名なのはバッファロー・ウィング。
手羽先を揚げて、辛いソースとからめて食べるもの。
辛さの具合は選ぶことができます。
ニューヨーク州のバッファローという町のバーで誕生したのがこの名前の由来だとか。
セロリのスティック・サラダとブルーチーズのディップも一緒に注文しました。
実はこれがいちばん落ち着ける味。

タラバガニの足も名物だそうな。
溶かしバターが添えられて出てきます。コテコテやがな。
確かに結構イケるけど、このコレステロールの高そうな、酸味のかけらもない味わい。
やっぱり醤油とお酢、せめてマヨネーズと行きたいもんですが、
そんな選択肢がないことは言うまでもありません。

チキンにカニ、これらを手をベタベタにしながらいただきます。
気分は高揚、手も口のまわりもテカテカ。
アルコールはビールのみしか置いていません。
その他のメニューは、ハンバーガーやオニオン・リング、シュリンプなど。
牡蠣もあるんですけど、その下の注意書きがワラけます。
「牡蠣にはリスクがあります。でも、何かあっても
うちの店は責任持たないから、自分の責任で食べてね」。
こんなこと言われても、みんな結構食べてる模様。
海の見えない町で牡蠣なんて、こ、怖すぎる。

飲んで食べて、ひとり2,000円程度です。
『ビッグ・ダディ』(1999)で言われていたような女性たちじゃありません。
みんな一生懸命サービスに努め、フロアに目を行き届かせています。
頭の回転が速くないと務まらない職業。
可愛いくて巨乳なだけじゃ決してありません。

入店前、「お姉ちゃんの写真、撮りたい」とダンナに言ったら、
「俺は恥ずかしくてよう言わん」とのこと。そら、そうか。
んじゃ、自らお願いしようと思い、
帰り際、「日本から来て、明日帰るねんけど、
これは私の“HOOTERS”初体験だから、
写真を撮らせてもらってもええ?」と尋ねたら、
「もちろん!」と満面の笑み。
私は別に一緒に映りたかったわけではないんですが、
クリスティンとしっかり、ツーショットで収まりました。
こうして、念願の“HOOTERS”、叶ったり。

聞くところによれば、“HOOTERS”は巨乳じゃなきゃ採用不可。
最近、“HOOTERS AIR”なる航空会社まで設立。
客室乗務員はこのユニフォームのまんまらしい。
アメリカの国内線に乗る予定のある方、
“HOOTERS AIR”をぜひご利用くださいませ。

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