電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ラベック姉妹のピアノ・デュオでガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」を聴く

2016年07月09日 06時02分55秒 | クラシック音楽
リビングに設置したレコードプレーヤー(DENON:DP-29F)で、昔のLPをとっかえひっかえかけています。その中でとりわけ懐かしく思い出したのが、ラベック姉妹のピアノ・デュオでガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」と「ピアノ協奏曲ヘ調」を収録したレコードです。型番はPhilips:20PC-2032、1980年5月にパリで録音されたもののようです。

オーケストラの響きを聴くことができない代わりに、ピアノ・デュオによる自在なテイストを楽しむことができます。この曲では、生き生きとしたリズムとノリがポイントなんだなと感じるとともに、他の演奏・録音に聴くオーケストレーションによる魅力も大きいのだなあと痛感することしきり。

ただし、鴨居に設置した小型フルレンジスピーカで再生するグランドピアノの音は、決して充分にその魅力を伝えるものではありません。もっと迫力ある低音を、などと望んでしまいますが、それは書斎のメイン・ステレオ装置で再現すべきものでしょう。

このレコードは、記録によれば1984年の7月に鶴岡で購入(2,000円)しております。当時、アパートにはLPレコードを再生する機器はありませんでしたので、たぶん夏休みに実家に帰り、聴こうとして購入したものでしょう。そんな不便を辛抱しながら音楽を渇望していた若い時代を思い出しつつ聴くとき、再生する音がどうだとかいう話はどうでもよくなってしまいます(^o^;)>poripori

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