橋の奥にある 「 えんま洞 」 に続く階段
輪石と一体化になるように積まれた石段
羅漢様の数と同じ16本で組まれた輪石
橋の裏側から見た輪石
福厳寺の「 えんま大王洞窟 」
所在地 / 大分県宇佐市院内町二日市 ・ 福厳寺境内
架橋 / 江戸期と推定
石工 / 不明
長さ / 2.5m 幅 / 0.9m
拱矢 / 0.8m 径間 / 1.6m
環厚 / 21㎝
単一アーチ
福厳寺羅漢橋は、福厳寺境内の閻魔洞前の小さな池に架かる石橋である。
手前側に橋を渡る6段の石段が設けられており、
そこから閻魔様をお参りしていたのだろう。
洞内に祀られている閻魔像は、文政年間のものだといわれている関係から、
この石橋もその頃に架設されたのではないかと類推される。
橋名の由来も、閻魔像とともに十六羅漢が祀られているため羅漢橋と呼ぶようになったとか・・・
石橋の輪石もそれに因んでではなかろうが、奇しくも16本に石で組まれている。
福厳寺羅漢橋へのアクセス
福厳寺羅漢橋へは、国道387号線沿いにある御沓橋と国道を挟んだ反対側(山側)に位置するため、
御沓橋を参考にしてもらいたい。
駐車は、お寺の境内にある駐車場を利用できる。