クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

母を知らぬ子

2009-04-25 06:40:38 | Weblog
ここ数日、東京・晴海運河で、へその緒が付いた子供の溺死体発見されたり、大阪では、もっとも信頼している母に虐待され、奈良で遺体が発見されたりと、子供の悲しいニュースが続いて流されている。ワン・ニャンの世界ではもっと多いだろう。人の身勝手で、生まれたての命が、捨てられたり、処分されてしまう事が。
今日の写真は、生後3~4週間目の牛乳を飲んだ後のココである。この写真は、カリカリ新聞のやましたさんに撮って戴いた。ご承知のようにココは、やっと目が見えるようになったばかりの頃、神戸市内の公園に捨てられているのを、リングちゃんに拾われ、ビートさん一家に溢れる程の愛情で育てられたのだ。ココは母ネコとじゃれあって遊んだ記憶などないだろう。しかし、ココはまだ幸せであった。ビート宅の兄弟ニャンコさんから遊んでもらったのだから。
ニャンコブログの中には、そんな辛い境遇であった仔猫が沢山登場している。例えば、まるまるかじつぽちもん日記のにゃんぽち君は、生後数日でひろみさんご夫妻に拾われ、実子のように育てられている。ココを含めてそんな幸運に出会えた仔猫は一握りである。10中8、9の仔猫は、温かな母の体から無理矢理引き離され、命を落としているのではなかろうか。
今日は冷たい雨が降り続く1日となりそうだ。こんな日には猫捨てが多くなるだろう。捨てる前にもう一度貰ってくれる人を探す努力をして欲しいものである。