クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

菊千代展に

2009-08-02 08:01:57 | Weblog
お断り:本日掲載した写真は、パンフレットを転写した為、折り縞が写り非常に見難い。綺麗なものは青梅赤塚不二夫会館のHPにあり、是非其方をご覧の程を。
数日前の新聞の地方面に、青梅赤塚不二夫会館で『赤塚不二夫が愛した天才バンザイ猫菊千代展』が開催されているとの記事を見、昨日家内を伴って出掛けた。
僕は小学高学年になると、漫画を全く読まなくなり、赤塚不二夫の名前を知っている程度である。ましてや氏が終生溺愛した菊千代の名前も昨日迄全く知らなかった。
青梅駅改札を出て、5・6分で会館に到着。入館料を支払い中に入って最初に目に止まったのがビデオである。このビデオは氏と夫人が個人的に撮られたもので、氏と菊千代が手振り身振りを交えながら、大きな栗の木の下で等を一緒に歌っている姿、氏が菊千代に向って「お前が死んだら俺はアメショーを飼う」と言うと、聞いていた菊千代が猛烈に怒り出し、氏の腕などにガブリを繰り返す様子等、お二人の心の交流が、微笑ましく写っている10分間であった。このビデオだけでもネコ好きにはたまらないものだ。
展示品の中に菊千代の預金通帳ががあった。菊千代は、テレビのCMにも数多く出演し、元祖アイドル・タレントネコで、出演料を稼いでいたとの事である。飲み代がなくなると氏は、この口座から引き出し、その都度借用証を書き、それも展示されてある。菊千代は1997年19歳で天に昇り、以来赤塚氏はネコと暮らさなかった。菊千代は作品にも大きな影響を与え、ニャロメのモデルは、菊千代ではないだろうか。氏は彼の様子を観察し、漫画にしたのではないだろうか。
この企画展は、氏の1周忌と菊千代の13回忌を記念して開催されており、赤塚ファンだけでなく、ネコ好きにも楽しめるものである。
企画展は9月27日迄。月曜日休館。10時から17時開館。
入館料は大人500円、小中学生300円。
交通:JR青梅線青梅駅下車。改札を出ると直ぐにこのパンフレットが置いてあり、裏には地図もある。駐車場は無く、付近にコインパーキングも少ないので、電車利用かお勧めである。
また午前中数駅先の御嶽山に行き、帰路立ち寄るのも良いだろう。