クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

素朴な疑問

2009-08-14 06:14:02 | ネコ
昨日の夕方、テレビのニュースを見ていると、皇太子一家が那須御用邸に行くため、東北新幹線那須塩原駅で、出迎えの人々に挨拶をされている画像が映った。愛子様は、愛犬の仔犬を確りと抱かれていた。皇室もずいぶん変わったのだ。仔犬を連れて避暑に出ると言う事は昔は考えられなかった。車輌を借り上げたと言え、この仔犬は一家と一緒に乗って来たのだろうか。
このお盆の時季、愛犬・愛猫を連れて旅に出る方も多いだろう。最近は高速道路のパーキング・サービスエリアで、犬を連れた家族を見る事が多い。その売店には、ドッグ・キャットフードだけでなく、ワン・ニャン専用の水も売っていると言う。時代は変わった。
鉄道は昔から、ケージに入れた10㎏未満のワン・ニャンならば、人と一緒に旅をする事が出来るのだ。ココも神戸から引取る時、270円を支払い、有料手回り品切符を買って、新幹線に乗せて来た。この切符はJR線なら何処まで乗っても一律である。新宿で京王線に乗り換える時、再度切符の発行を依頼すると、京王線では、ケージに入れてあれば無償であるとの事であった。多くの私鉄がそのようになっているようで、バスも同じだと言う。
神戸にココを迎えに行く時、飛行機も選択肢の1つとして考えた。神戸迄の運賃はJRに比べて3千円位安く、夫婦で行くとその差は大変な金額になる。しかし、旅客約款という規則を調べると、ワン・ニャンは完全に手荷物扱いで、一緒の客室には入れず、貨物室に“積まれる”事になる。到着しても、係員次第では乱暴に扱われる事も懸念される。それで僕は飛行機の利用を止めたのである。
飛行機は家族の一員の大切なワン・ニャンを、如何なる理由で客室に入れられないのか。ケージに入れてあれば、他の旅客に迷惑をかける事はないし、ワン・ニャンも落着いて過せるはずである。鉄道と同じように扱ってもらえないのかと言う素朴な疑問を持っているのである。もし、このブログをご覧の方の中に、飛行機会社の関係者が居られたら、理由をコメント欄で教えて戴きたいし、運送約款の改定を望む次第である。