クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

一つの布団で

2010-08-08 05:55:42 | ネコ
先程朝刊を取りに玄関を出ると、何処からか虫の声が。酷暑の毎日であるが、立秋を過ぎると、確実に季節が周った事を自然は我々に教えてくれる。
熱帯夜の毎日であるが、ここ1ヶ月以上夜寝る時のココは、1つの布団を半分づつ使い、隣に寝るのである。冬の寒い夜、暖かな布団の中に潜り込んで来る事は度々あったが、真夏はこの夏が初めてである。僕の寝室はエアコンの風が直接体に当らぬように、風向を調節してあり、冷風も温風も体には当たる事がない。風が体に直接当るのを嫌がるココでも、この部屋に居れば快適な夜を過ごせる。
しかし、ココの寝相は写真のように、その性格丸出しである。時には、敷布団の3分の2を占拠して寝ており、僕の方が小さくなっている事も。僕が寝返りを打って、手や体が当っても、ココは全く気にしない。
エアコンを止める電子音が起きる合図で、ココも布団の上で猫体操をし、体を解すと襖の前で僕を待ち、開けると小走りに居間に行き、台所へのガラス戸の前で僕を待つ。朝も深夜も僕が来れば、カリカリが出て来るのを彼は知っているのである。