クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

目に見えぬ歩みも

2010-08-24 06:09:28 | Weblog
梅雨明けから1ヶ月少々。日々の生活は連日の暑さに目が向き、変わらぬようだが、秋の訪れを虫の音やつくつく法師の声が聞こえるようになり、季節は確実に進んでいる。
今日は父の42回目の命日。「あれから42年も経ったのか」と言うのが僕の実感である。詰襟の学生服を着て喪主を務めた。父の死後最初に病院に駆け付けて下さり、父の胸元に十字架を置いて下さったK司祭が、また母教会で働いておられる。
僕達一家の日々の歩みは目には見えぬが、こうして42年を振り返ると、全ての部分で大きく変わった。両親が天に召され、息子が独立し、孫が産まれ、ねこと生活するようになった。物も42年前には考えられない程豊かになった。1家に1台のパソコンとインターネット、一人一台の携帯電話等々。日々の歩みは目に見えぬが、確実に進んでいるのである。
今日の写真、同じねこだが、3年半の時間がその顔迄変えるのである。