クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

車検

2010-08-31 06:09:24 | Weblog
昨日も最後に書いたように、車検の仕上がった愛車サニーをディラーに受取りに行った。外は真夏のカンカン照り。お日様の力はまだ衰えず、少し歩いただけで額の汗が、首筋迄垂れてくる。
手続きが終わり自宅への帰路、何時もながら最初のアクセルとブレーキは緊張する。なにしろ、完全に整備され、ブレーキの踏みしろ等が変わったからだ。鉄道車輌でも整備後には試運転をして性能確認をするように、帰路の数キロは五感を研ぎ澄ましての運転となる。
家に帰ると、お嬢様と小ぼんは大人しくしていたようだ。気温は高いが湿度は低く、彼らにとっては過ごし易かっただろう。ねこにとっては、高温よりも湿度が高い方が体に堪えるようである。僕が家に入るとココが出て来て「良い子してたよ」と足首に体を摺り寄せて来る。「ココ可愛いよ」と言いながら撫ぜれば、大喜びである。
愛車サニーは7年前の9月に購入した。我が家に来たのは、クーを家に入れた2日後の事である。新車受け取りの日僕は休暇届けを出してあり、最初の予定では、富士五湖位迄試走するつもりであった。しかし、その前々日の朝、両手サイズの仔猫を拾い上げ、頭の中は仔猫の事で一杯になり、試走ドライブは中止した。一時でも長くクーたんと遊びたく、受取った新車家迄直行したのだ。
あれから7年、クーは僕が帰っても、和室の違い棚の上で寝ていて、僕の顔を見てもチラっと目を開けただけで「私のお昼寝邪魔しないでね」とすっかりこの家に馴染んだのである。