酷使するせいだろうか、テレビのリモコンの調子がすぐ悪くなる。チャンネルを押しても画面は変らない。強く押すとときどき正常になる。以前も調子が悪くなったので昨年買い替えたばかりだ。故障の原因をネットで調べると内部の汚れが原因らしい。しかし、内部を開けるには普通のドライバーでは開けられない。
舌打ちしながら遠いホームセンターに精密ドライバーを買いに行く。それでなんとか蓋を開けたがそこから先がなかなか開けられない。せっかくドライバーを買ったのにこれ以上いじると壊しかねない。そこで、いつも気になっている電池の部分を見直す。前回もそうだったが、電池が接触しているバネに問題がありそうだ。
バネの緩みにも原因がありそうだと、バネを伸ばしてみたらとりあえず調子がよくなった。製造はメイドインチャイナだったのでなるほどと首肯したが、天下のソニーももう少し消費者の立場を考えてほしい。往年のソニーの心意気がずいぶん風化してきている。やはり最近の大企業は、旺盛なものづくり精神より目先の利益ばかりに手を出してしまう。そんな底の浅さをこのリモコンでも感じてしまう。ふーっ。