ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

船を買う

2013-06-17 05:00:00 | 田舎

先週の金曜日に買った船の話が出たのですが、その船を買おうと決めたのは5月のこと、買った船のことでこのブログに一項起こそうと思っていたのですが、なかなかチャンスが無かったので放置しておいたら、台風の襲来となったのでした。台風自体はたいしたことも無く、結果的に言えばそんなに慌てふためくことでも無かったのですが、もし串本を直撃していたらと思うと念には念を入れることは必要だったと思います。

今年の3月に串本へ来た時、古谷魚店で「船を買わん?」と聞かれていたことが有りました。150万円と言われた価格が高いのか、安いのかの判断は難しいのですが、大裕丸のにいちゃんは、古い船は「今時100万もせん(買ってくれん)」と言っていたけど、ネットで中古艇を物色するとかなりの値段が付いています。つまり船を低価格で買い、幾分かの手入れをして高く売るのが業者なのです。その業者の存在を介さなければ、売り手にとっても買い手にとっても好都合なわけなので、100万円という値段を私が決めて交渉したら、一発で決まったのでした。

             

前回来た時にエンジンがかかるかどうかと三男と乗ってみたのですが、どれがスターターのキーなのかよく分からず、取り敢えずそれらしきキーを回してみてもエンジンはかかりません。おそらくバッテリーが上がってるのだろうと思って、交換してくれる店は何処にあるんだろうと思いながら、そのままにしておいたら10年に一度という6月の台風がやってきたのでした。

船を買った時点では私も三男も免許を持っていませんから、船を操縦することは出来ません。三男は早速免許を取りに行き、このブログがアップされた今日の時点では、もう実技の講習も終えて、後は免許が届くのを待つだけでしょう。私はそんなに遠くまで船で出ることもないと思うので、小型船舶2級免許の講習を7月8日から受けに行くことにしています。

             

三男の持ち帰った学科教本や例題集を読むと、2級の免許を取るというのは簡単そうで、いわば常識問題が多く、問題などはひっかけで間違わさせようという意図が丸見えです。ただやたらと専門用語が横文字(カタカナ)なのが厄介です。何故日本語で言わんのやろと思ってしまいます。

1級になると専門知識の理解が必要であるらしく、コンパスや三角定規なども使った海図の読み取りが難しそう、でも三男でも合格したのですから、きっとそう難しくは無かったんだろうと思っています。

             

写真は船を避難させた通称船溜まり、大島に向かって2重の防波堤が有ります。太平洋から見ると先ず大島と言う大きな防波堤が有りますから、その内側に2重の防波堤があれば、内湾は非常に静かです。でも風はなかなか防ぐことが出来ませんから厳重に係留しておかなければなりません。

             

東側の岸壁には多くの船が避難しています。私の船は写真右側、大島向きの岸壁に係留されています。ここは3重目の防波堤になります。

買った船は全長11,75m、幅2,87m、深さ0,98m、総トン数8,01トン、100馬力で進水年月日は昭和57(1982)年5月27日となっていました。30年近くも使用された船ですから、100万円は妥当かも知れません。

             

東側の岸壁ににひしめく漁船、2重・3重に係留されていますが、もっと空いている所もあるのに何故なのか、そういう所が未だ私には解りません。

             

私が船を見ている限り、古座や出雲の船が入って来ています。有田港も避難港になっているらしく、田並から和深の船は有田港へ避難しているということでした。

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