夜の翼

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LTEルーターにテレビをつなぐ

2023-12-04 04:04:44 | ケータイ

■LTEルーター+mineoでインターネット

実家にインターネット回線を必要とする機器がなかったが、見守り端末としてAmazon Echo Show8を設置したので、インターネット回線が必要になったのはしばらく前のことだ。

いろいろ考えた結果、I-O DATAのLTEルーターWN-CS300FR+格安SIMという運用にした。

 

最初はドコモ回線のHISモバイルを使っていたが、Amazon Echo Show8以外にもPCを使う機会がでてきたので、大容量プランのあるmineoに乗り換えた。

mineoではドコモ回線にしていたのだが、どうも回線速度が上がらないため、au回線に変更して現在に至っている。

 

実家でPCを使う機会が減ってきたので、従量制の「マイピタ」から低速定額制の「マイそく」に変更した。

マイピタスタンダードは回線速度1.5Mbpsに押さえられているが、遅くて使い物にならないというほどでもなく、そこそこ使える。

そんな折、実家の古いテレビを新しくした。

新しいテレビはREGZAの43M550Mで、今時のテレビらしくVOBに対応しているAndroidTVであるため、インターネット接続が欠かせない。

無線LANでも接続できるのだが、LTEルーターWN-CS300FRにLANポートがあるので、有線LANで接続することにした。

 

■マイそくスタンダードでYou Tubeは見られるのか

mineoの回線の方は、プランの切替が間に合わずマイそくスタンダードのままだったが、とりあえずこの状態でテレビにつなげてみた。

4KテレビでYouTubeを見るのに、1.5Mbpsの回線では厳しいかなと思っていたが、これが意外と使える。

YouTubeのトップ画面でサムネイルが表示されるのこそ遅いが、マイクリモコンを使っての検索もスムーズにできるし、

動画の再生自体は止まることなく再生できる。

自動で調整される画質こそ360pになってしまうが、テレビのアップコンバート機能が上手で、4Kテレビでも動画を破綻なく見せてくれる。

画質が悪くて見るに堪えないということは全くなく、普通に動画を視聴できる。

 

mineoのマイそくスタンダード1.5Mbpsがこれほど使えるとは思わなかったが、回線速度で画質を自動で調整するYouTubeの機能が優秀なのだろう。

自宅の光回線を使ってYouTubeをテレビで見ると画質は720p程度になる。

mineoの従量制プラン「マイピタ」にした場合、実家の環境だと5Mbps程度しか出ないが、マイピタでどの程度の画質になるか確認してみた。

 

■マイピタでYou Tube視聴

mineoのマイピタは、10GB以上のプランでパケット放題Plusが無料で使えるため、高速データ容量を使い切っても200kbpsではなく1.5Mbpsでつながる。

とりあえずマイそくスタンダードからマイピタ10GBに変更してみた。

速度を確認するとその日は比較的調子がよく15Mbpsほどの速度が出ている。

You Tubeのトップ画面もサクッとサムネイルが表示される。

画質の方はというと、自動設定のままだと480pに抑えられてしまうので、手動で1080pにしてみたが、動画が止まることなくFHD画質で再生される。

 

テレビにネット回線をつないで、動画を視聴しない日のバックグラウンドのデータ消費量をチェックしていたが、

毎日ではないのだが定期的にアプリの更新が行われているらしく、一日で300MBほどデータを使っているときがある。

Echo Show 8でも同様のデータ消費があったが、一日のデータ消費量は多くても150MB程度、その頻度も週1日ぐらいだったので、

テレビをネットにつないでからはバックグラウンドだけで週1GB近くのデータを消費してしまう計算になる。

これでは少々もったいないので、通常は速度制限をかけてパケットを節約し、テレビで動画を見るときだけ速度制限を解除すれば無駄がない。

 

mineoの「マイピタ」は、余ったデータ容量は翌月に繰り越すこともできてサービスが充実している分、格安SIMとしては少々料金が高めだ。

実家の環境だとドコモ回線の速度が出ないので、ドコモ以外回線を使わざるを得ないが、

au回線の格安SIMは選択肢が少なく、mineoのほかはNUROモバイルぐらいだろうか。

テレビでネット動画を見ない限り、mineoのマイそくで十分足りるのは分かったので、

あとはどれだけネット動画を見るかだが、動画視聴の時間が少なければ、割り切ってマイそくでもいいかもしれない。

 

■今やインターネット接続は家でも無線の時代

ともかくmineoのサービスはユニークで使い勝手がいい。

使い放題となれば、自社回線だけでなくauのローミングも一応使い放題となった楽天モバイルの「最強プラン」となるところだが、

高速通信を使い放題にしなくてもいいなら、マイピタ20GB+パケット放題Plusでほぼ使い放題を維持しながら

楽天モバイルの20GBより料金を抑えることができる。

動画視聴の時間によって、マイピタ+パケット放題Plusかマイそくのどちらかを選択するようになるだろう。

 

インターネット環境のない場所にそれほど使うわけではないが、とりあえずインターネットに接続できる環境を整えるというのは、

いい選択肢がなかなか見当たらない。

スマホがあれば、とりあえずテザリングということも考えられるけれども、スマホすらない環境で、しかも費用をかけずに、となると選択肢が狭まる。

そこで考えたのがLTEルーター+mineoの組み合わせだが、格安SIMの方が5G対応になっても、LTEルーターで5G対応のものは今のところないようだ。

しばらくはLTEルーターWN-CS300FR +mineoの組み合わせでネット回線を確保するようになりそうだ。

 

とりあえず家にインターネット回線を引きたいという場合、LTEルーターとmineoマイそく1.5Mbpsの組み合わせは、平日12時から13時まで実質使えないとか、3日間で10GBまでとか制限はあるものの、定額かつ安価なとても魅力的なプランだ。

ADSLの時代に8Mbpsで月額2100円という回線を実家に引いていたことがあったが、使い放題で料金定額となるとそれが一番リーズナブルだった。

容量と速度の制限があるとはいえ、その半額で定額インターネット回線を維持できるようになるとは、その時は思いもしなかった。

今や家のネット回線も固定回線ではなく、公衆回線で接続するのが当たり前になってきているんだな。



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