珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

Diana Panton ライブ@コットンクラブ

2015-10-31 05:35:09 | ライブ
10月5日、丸の内のコットンクラブで行われたDiana Pantonさんのライブに行ってきました。ご一緒したGiuliaさんとは、2月のSTEPS AHEADのライブ以来です。平日の第1ステージだったので、少し早めに退社させていただきました。結局、一番乗りで、ステージ直前の席を確保できました。開演までしばしビール飲んでいるところに、仕事を終えたGiuliaさん、登場です。Diana Pantonさん、今回が初来日だったようです。更に初日、1stステージということもあり、やや緊張の様子でしたが、1時間半、優しい声に包まれました。ライブ後はいつものようにガード下に繰り出し、オーディオ談義を楽しませていただきました。


女性ジャズ・ヴォーカル=カナダの図式が出来た感がありますね。大御所Diana Krallは別格として、私が実際にライブに足を運んだSophie Milman、Emilie-Claire Barlow、もカナダつながりです。Halie Loren はカナダではありませんが、やはり北米のアラスカ出身です。そして今回の、Diana Pantonさんもやはりカナダ出身というわけです。ジャズヴォーカリストを生み出すバックグランドがあるか、それともプロモーション的なことなのか・・・。ジャズの地盤が沈んでいる中で、Diana Krallの域に達するのは至難です。7,8枚のアルバムをリリースし、遠い日本でライブを開催できる時点で十分のご出世とも言えます。


事前にブラジル/ラテンを題材にしたアルバムを聴きこんでいたのですが、ライブでは数曲かかった程度でした。噂の声は、澄んだおいしい水といった感じですね。終始、透き通った声に癒されることとなりました。ジャズライブで欲しい、会場全体が乗り乗りになる場面がなかったので、少し物足りなさも残りました。これには冒頭の緊張が関係していたのかも知れません。アカペラの部分では、何か皆の前で歌のテストでもやっている雰囲気があり・・・しっかり応援させていただきました。バックのベース、ギターが引き立役に徹していた分、ヴォーカルに焦点が合いました。


2ndステージとの間にサイン会が組まれていたので、『ムーンナイトセレナーデ~月と星のうた』を購入してサインをいただきました。右は既に所有していた『フェリシダージ~私が愛したブラジル』です。ライブに行くと自然とオーディオで復習したくなります。


有楽町のガード下では、HUBやネットワークオーディオ絡みの話題、オーディオショップの話題と、いろいろと話が弾みました。世田谷の某技研さんの仕事は面白そうですね。今度は音を交えながら実験するのも一興でしょう。そしてNASへのアドバイスもありがとうございました。一時期全てのNASがダウンする状況となったのですが、幸い、1台が復活しています。とりあえず、最低限かつ最後の修理で凌いで、次のNASはじっくり選択したいと考えています。ネットオーディオの周辺部を開拓されてきた、Giuliaさんのオーディオシステムの行く先にも注目しています。楽しい秋の夜を、ありがとうございました。
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ゆうけいさんを訪ねて

2015-10-25 17:19:26 | オフ会
10月に入って最初の土曜日、神戸のゆうけいさんを訪問しました。この日は朝から晩までとてもいい天気で、秋晴れの陽光と共に、音、食を楽しんだ1日となりました。ご同行は、静岡からmerryさん、岡山からスイートサウンドさんです。参加者4名が居住する県はバラバラで、港町×温暖の組み合わせとなりました。ゆうけいさんとはGW明けの夕食以来、2度目となります。このときもmerryさんが関西出張のタイミングでご一緒でした。スイートサウンドさんとは6月のお宅訪問以来です。岡山ではオフ会が盛んなようですし、最近はスイートサウンドさんの活動範囲が兵庫へも広がってきました。

午前中、ゆうけいさんにお仕事が入っていたため、まずは3人で神戸のオーディオ店ルーツサウンドへ。待ち合わせはJRの神戸駅です。皆さん、新快速で東から、西から集まりました。


ルーツサウンドはゆうけいさんが長年お付き合いされているお店でもあります。初めてだと入りにくい雰囲気もあるのですが、事前にゆうけいさんから一報入れていただきました。


テクダスの弩級のアナログプレイヤー、Air Force Two の試聴を予めお願いしていました。約1時間半のお邪魔となりましたが、オーナーさんの貴重なアナログ盤を中心に聴かせていただきました。アンプはコンステレーション・オーディオ、フォノイコライザーはフェーズメーション、SPはフランコ・セルブリンのアッコルドです。小型の2Wayながらあっぱれの鳴りっぷり、一方で音に微妙な暖かみもあってこれは癖になる音ですね。聴かせていただいた中では、ウィントンケリーの『Kelly at Midnight』の生々しさが印象に残りました。時折ゆうけいさんの話題も交えて、オーナーさんにも和んでいただいたように思います。


ルーツサウンドから目と鼻の先のお好み焼き屋さん「ふじ」にて昼食です。大阪や広島のイメージが強いお好み焼きですが、珍しく神戸でいただきました。3人とも海鮮たっぷりの、ちゃんぽん焼きにしました。近くの喫茶店でおいしいコーヒーを飲んで時間調整後、ゆうけいさん宅方面へ向かいました。


同じ神戸でも六甲の手前と奥ではかなり表情が変わります。指定の最寄駅は一瞬神戸?と疑うほどの緑が豊富な場所でした。お宅は閑静な住宅街にありました。洋風の素敵なお家に案内され、さっそくシステムを組まれているリビングへ。吹き抜けの大空間に出ると、背の高いディナウディオのサファイヤがお出迎えです。リビングというより家全体といってもよいエアボリュームです。サファイアの上方の窓からは秋の陽光が入り、終始、陽の移ろいを感じながらの進行となりました。いきなり音楽スタートとはならず、まずはウェルカムコーヒーをいただきながら、談笑から始まりました。


アキュ党を公言するゆうけいさん、ラックにはアキュフェーズの実力機が並びます。アキュフェーズはリニューアル後のデザインに大きな変化が無いので、グレードアップしてもバレにくい・・・そんな話も出ました(笑)。DP-700をトランスポートとして使い、デジタルイコライザDG-58を経て、プリアンプC-3800へつないでいます。最下段のクリーン電源はPS-520です。


システムの中核DG-58です。ゆうけいさん、DG-58が有するDAコンバート機能を気に入られているようでした。途中、イコライジングのオンオフを切り替える場面がありましたが、俄かには違いがわかりませんでした。その差異は、はオーナーさんが一番よく分かられていることかと思います。


アナログプレイヤーは、ロクサンのザクシーズです。この色はチューバホーンさんのザクシーズと同じ色です。カートリッジはLyraのKleos、フォノイコライザはアキュフェーズのC-27です。


サファイヤを見聴きするのは今回がおそらく初めてでしょう。リスニングポジションよりずっと前で交差する配置でセッティングされています。平行置き含めて試行錯誤があったようですが、高音のバランスを踏まえてこの配置に落ち着かれたようです。ゆうけいさんも最近、ウェルフロートボードの導入を進められています。サファイアの足元にもしっかり配備されていました。


内装には何と五線譜、そしてMusic is my life とありました。そう、人生には音楽が欠かせませんね。レコードのディスプレイもさりげなく、音楽を楽しむ空間を演出しています。リビングにはおそらく奥様の所有と思われるCD群がありました。こちらでは、ゆうけいさんのみらず、皆さんで音楽を楽しまれているのでしょうね。


約4時間の滞在中、クラシック、ジャズ、ポピュラーをバランスよく、聴かせていただきました。ゆうけいさんの思い入れのある楽曲で構成されていて、おもてなし感覚満載でした。音ではピアノのリアリティ、鮮度感に驚きました。アタックと余韻、いずれも本物のピアノを想像させる音でした。内田光子のライブ盤(モーツァルト、幻想曲)は早速、私も購入しました。キースジャレットのケルンコンサート(アナログ)は、結局、最後まで聴き通してしまいましたね。ピアノの表現については、ウェルフロートの貢献があるようですが、何より大きい空間での試行錯誤の蓄積、賜物なのだろうと思います。


広い部屋での交差配置ですので、ヴォーカルをビシッと定位させたり、口元を小さくする方向ではありません。ヴォーカルが和らいだ感じは、ライブ盤に向いている印象を持ちました。70年代初期の五輪真弓はリアルタイムでは重なりませんが、何ともフレッシュな五輪真弓ですね。どうも「恋人よ」のいメージが強いもので・・・。「ほほにキスして」が懐かしい水越けいこのライブも余韻が残る、ラストに相応しい選曲でした。そう言えば最後の方は、merryさん、スイートサウンドさん、それぞれにお気に入りの場所を見つけて、くつろいでいましたね。私は比較的前線でかぶりついていました。


ステレオサウンドの訪問記事を受けた際、ゆうけいさん自身のオーディオの立ち位置を確認したとの話がありました。普段着でリビングでオーディオを楽しむ姿は雑誌供給サイドにも新鮮に映ったようです。それでも空間の大きさ、部屋の非対称性など物理的な困難に、いろいろとご苦労されたことと想像します。サファイヤの配置、システム後方上部の吸音材、DG-58の使いこなしを見て、そしてルーツサウンドのオーナーさんのゆうけいさん評を聞いて、その真面目な取り組みの一端に触れることができました。押しかける感じになってしまいましたが、神戸での楽しい一時をありがとうございました。

一足先にお帰りのスイートサウンドさんと新神戸駅で別れて、ホテルピエナ神戸で感想戦です。連休明けの会食以来2回目になります。ここは朝食やミルキッシュジャムに定評があり、奥さんのポイントを稼ぎたい方にお勧めします。勿論、おじさん3名での歓談だったのですが、話題が次々に広がりました。ゆうけいさんが近く行かれるであろう、田部京子さんのリサイタル、原田知世さんの朗読会に、話が及びました。少し先にイベントがあることは、日常の活力になりますね。音楽だけでなく、絵画、映画、水泳と幅広く楽しまれているゆうけいさんを見習わねばと思いましたが、私も実践だけはできているようです。



一緒に楽しんだ、merryさん、スイートサウンドさん、長い1日でしたね。ありがとうございました。
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東京インターナショナルオーディオショウ

2015-10-18 09:32:00 | オーディオ
Philewebミーティングの翌27日、インターナショナルオーディオショウに行ってきました。このオーディオショウに通い始めたのが2008年ですから、もう8回連続の参加になります。一時期の様に1日かけて全館回っても足りない、といったことはさすがに無くりました。それでも情報収集目的に、そして秋を感じるイベントとして参加してきました。中年組の高倉健さんは金曜日からのフル参加に加えて、SHANTIのライブに行かれたようです。そのヴァイイタリティーに脱帽します。こちらは前日の疲れをとってゆっくり午後からの参戦です。ポイントとなるブース以外はさっと流す近年のパターンです。


好例の和田さんとピーターバラカンさんの音楽談義が、偶然、この日の午後に組まれていました。ユキムのブースは例年、ガラス棟ではなく別棟の狭いブースです。それでも自然光がふんだんに入るので、オーディオ機器が映えます。談義の方は、例によってオーディオ視線から離れた選曲でした。


このところのNASの不調もあって、CDトランスポートが気になっていました。昨日の記事でも書いたように、Olasonicのトランスポートを導入しました。ずっと先に趣味的に導入なんてことを夢想しますが、その頃にはCDプレイヤー/トランスポートはますます稀少になっているでしょうね。


OCTAVEのプリメインアンプV80にいずれSEがつくと思っていましたが、結構長く待たされました。ようやくV80SEのお披露目です。管球の形状が面白いですね。何となくロシアのマトリョーシカを連想してしまいました(笑)。少し長い目でこのアンプをウォッチしていきたいと思います。


ウィーンアコースティックスのミドルクラスの最高峰、Beethoven Concert Grand もSE(Symphony Edition)化されました。Lisztの同軸ユニットのツィータをベースにするなど、値段だけでなく中身もグレードアップされている模様。時間の関係で聴けませんでしたが、試聴の機会を持つつもりです。


以上が主な関心事でした。話題のB&Wの新SPは音のみならず現物を見る時間を取れませんでした。気になる動向としては、エソテリックによるネットワークプレイヤーでしょうか。欧米ではCD相当の音源の配信も現実化するなど、益々ディスクを回す行為がオーディオから外れていくことが予想されます。この瞬間だけでなく先を見た投資をしないと立ち行かなくなるのはオーディオ業界に限りません。牽牛な回転機構を欧米のハイエンドメーカーにOEM提供してきた同社の路線変更(かどうかはまだ分かりませんが)は、皆さんも注目していることろかと思います。

駆け足で残りのブースを回っている頃、健さんからSHANTIのライブチケットを確保できたとの連絡が入りました。夕刻以降、別要件があったため辞退しました。楽しかったでしょうね。
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ハーゲン・クァルテット in MUZA川崎

2015-10-17 11:02:29 | ライブ
しばらく記事が滞っていましたが、少し時間に余裕が出てきましたので、シルバーウィーク以降の過去ネタをアップしていきたいと思います。オーディオの方は、NASがトラブルでダウンして以降、しばらくどうしたものかと思っていました。あまり焦らず次のNASを選定するつもりです。一方でオーディオで音楽を聴けない日々はつまらないので、OlasonicのリーズナブルなCDトラスンポート NANO-CD1を導入しました。デジタル信号(光)をAIT-DACに入れるという点では、従来のCubox再生と同様です。久しぶりのCDとっかえ、ひっかえを楽しんでいます。電源とか制振、凝ってみるのも面白そうです。


シルバーウィーク明けの26日、ミューザ川崎で行われたハーゲン・クァルテットのコンサートに行ってきました。古典派のハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの弦楽四重奏を聴く、ゴージャスなプログラムです。この日は、三浦友理枝さんのラヴェル作品集の演奏会第2夜があり、既にチケットを手に入れていました。ところがPhilewebミーティング開催の案内発信後、ダブルブッキングに気付き、急遽、昼間開催のこちらに変更した次第です。個人的には室内楽への関心が高まっています。豊富なリリース実績かつ現役という点でも魅力あるハーゲン・クァルテットには、この世界の指南をお願いしたいと思っています。

実は今回が初ミューザで、正確な存在位置を知っていませんでした。川崎駅西口に降りるのはいつ以来でしょう。飲むなら決まって東口です。15年ほど前の川崎駅西口の姿を知っているので、かなりの変身ぶりに驚きました。大型商業施設方面と分かれて線路沿いに進んだ先にMUZAはありました。


音の良いホールとの評判ですね。地元にそのようなホールがあるのはとても有難いことです。弦楽四重奏を聴くならもっと小さいホールで、という気もしないでもないですが、ワクワクします。ちなみにハーゲン・クァルテットの出身地ザルツブルグは川崎と姉妹都市となっています。


ハーゲン・クァルテットのメンバーは3人が兄弟で、発足時は4人とも兄弟だったとか。4人の演奏者が個々に優れていてもアンサンブルとして魅力が出るかは別なのでしょうね。幼少の頃からお互いを知っているのは強みになりそうです。


ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲だけで、いくつあるのでしょう。とても予習してコンサートに臨める状況ではありませんでした。この日のプログラムは、
 ハイドン:弦楽四重奏曲 第58番 ハ長調 作品54-2
 モーツァルト:弦楽四重奏曲 第21番 ニ長調 K.575
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第14番 ハ短調 作品131
です。時代を下りながらの進行です。ハイドンとベートーヴェンの作風の違いは、さすがの私でもよく分かりました。ベートーヴェンの第14番は7楽章続けての40分の演奏でした(咳気味だったので堪えるのが大変でした)。

席はステージ斜め後方の2階席で、ちょうど4人を見下ろす位置でした。オーディオ目線では、前方の席で4つの弦楽器の配置や音色を、楽しめればよかったのでしょうが、それは次回の小ホールにとっておきます。会場でベートーヴェンの作品130を含むCDを購入しました(左)。右は夏に梅田の阪神百貨店のイベントで見つけた1枚です。このディヴェルティメントのチェロの響きが心地よく、今回のトリガーになったことは確かです。アンコールは無く、コンサート自体は16時には終わって、次のPhilewebミーティングまで間がありました。大型商業施設ラゾーナの丸善で本を調達後、余裕を持って有楽町に向かいました。


有楽町でのミーティング参加者はこれまで最多の18名でした。オーディオは勿論、HNの由来、近況の話題で盛り上がりました。皆さんのバックグランドは様々ですが、趣味だけでつながる集まりっていいものです。2次会まであっという間に時間が流れました。また来年もよろしくお願いします。
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chilさんを迎えて

2015-10-04 08:46:32 | オフ会
早くも10月となり、今年も第4コーナーを回りました。ここから一気に師走まで進むのは例年通りです。オーディオの方も全開といきたいのですが、最近NASのトラブルが連発し少々、モチベーションが下がっています。不意の電源オフが引き金になってしまいました。Buffalo のLink Station mini (SSD)は、使い始めて4年になります。Buffaloと言えば話題の DELA がありますが、どこかの記事で10年持つNASを目指したとありました。寿命ということでしょうか。一応バックアップはとっていますのでリッピングやり直しはしませんが、以前のように 十把一絡げにNASに入れる路線はとらないと思います。

BOさんとご一緒した翌日は、拙宅にchilさんを招いてのオフ会でした。月の半分は週末も不在のため、聴き込めていません。多少心配でしたが、とりあえず朝からアンプを暖めます。この日は普段待ち合わせに使っている駅ではなく、厚木方面から1本で来れる別の駅にて待ち合わせです。


chilさんは私より1周りほどお若いのですが、先日お邪魔した際に、NASの音源を拝見して嬉しくなりました。意外にも70年代、80年代の音楽をお好みだったからです。あとはジャズだったでしょうか。クラシックはまだこれから、と伺っていました。既にNASに障害が出ていたので、一部バックアップから戻して何とか形になりました。拙宅ではまずジャズヴォーカルから入り、クラシックを経て、カジュアル路線に移行するパターンが多いです。ゲストの嗜好に合わせて厚い薄いをつけますが、この流れが進行しやすいですね。女性ヴォーカルは冒頭のちょっとした緊張を緩めてくれます。


一通りデジタル音源を聴いていただいた後、3時の休憩を挟んでchilさんの音源を聴くことにしました。最近はCDではなく、メモリで持って来られる方が増えました。拙宅ではリッピングが必須のため、曲数が多いときは助かります。選曲された8、9曲のうち、半分ほどはハイレゾ音源だったでしょうか?松田聖子の「赤いスイートピー」(ハイレゾ)は聴きやすくオーディオ目線でも楽しめました。chilさんが帰られた後、手持ち音80年代の音源と比べて再度、実感しました。曲を選んで個別にダウンロードするのもありですね。残念ながらコピー先のNASも不調となり、現在は聴けないのですが・・・。

世代的にはchilさんはアナログ再生をされていないはずですが、最近、アナログを始められています。70、80年代路線中心となりますが、クラシックやインストゥルメンタルなど交えてアットランダムに聴いていただきました。デジタルとアナログの差が少ない、ヴォーカルの柔らかさではアナログ、そんな印象を持たれたようです。NASがこんな状況なので、この秋、アナログ再生の頻度は増しそうです。


chilさん相互訪問お疲れ様でした。同じ県内の若い方と交流できてよかったです。前回訪問後、懐かしの洋楽レコードだけでなく、比較的新しい『ADELE 21』を買いました。音源の幅が広がったり、見直したりするいい機会となりました。chilさんとは部屋の大きさは同程度で、ファイル再生とアナログ再生を選んでいる点は共通します。一方、和室と洋室、短辺配置と長辺配置の違いがあり、セッティングの影響をお互いに実感するオフ会ともなりました。低音は主張することがなく適量で、chilさんの好みだったようでした。アンプやDACに敷いたウェルフロートが効果を発揮し始めたのかも知れません。

NASは頭が痛いですね。近々お詳しい方に会いますので作戦考えます・・・。
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